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親になったから、見えるものがある。

VBAC

どんなお産も素晴らしいお産 ――赤子が地球を救う

日本のドラマ史上、こんなにたくさん本物の新生児を登場させたドラマがあっただろうか。
現在TBSで放送中のドラマ『コウノドリ』である。

筆者が次男を妊娠中に通っていたクリニックに原作漫画が置いてあったこともあり、以前から内容を読んではいたが、テレビドラマに生まれたての赤ちゃんがたくさん出てくるたび、つい、孫を見る気分でニヤニヤが止まらなくなる。



……そして、バウンサーに座る9ヵ月のわが次男をちらりと見ながら、「お前もう、赤ちゃんじゃなくて、人だな」と思うのだ。

そんな『コウノドリ』、先日放映された第7話では、助産院での“自然なお産”をストイックに目指す妊婦が、最終的に医療介入での出産となり、葛藤する話が出てきた。

筆者はふと、5年前の自分を思い出すのだった。

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二人目の帝王切開出産記 ―― 手術室からこんにちは

2月の終わりに次男を出産してから1ヵ月ちょっとが経過した。
帝王切開での出産となったので、しばらくは痛い日々が続いたものの、傷もやっと気にならなくなった頃合いである。

ところで「帝王切開ってどんな感じ?」ときかれることが多かった今回の妊娠中。

日本では現在、出産件数の約2割が帝王切開術によるものだと言われている。
“二人目出産”では、帝王切開後の経膣分娩(=VBAC)という方法もあるが、妊婦の体調が整っていること、病院の受け入れ体制が万全であるなど、いくつかの条件があり、すべての病院が対応できるわけではない。

筆者が出産した病院は大きな総合病院で、麻酔科医もいるところだったが、NICUがないなどの理由でVBACは行っていなかった。

なお、反復帝王切開もVBACもそれぞれにリスクを伴うので、事前に医師の説明を聞き、納得した上で出産する病院を決めたいところ。

前回は大学病院での緊急帝王切開、今回は総合病院での予定帝王切開と、種類の異なる帝王切開術を2度経験しているので、それをふまえて「帝王切開での出産ってだいたいこんな感じ」というのをお伝えしたい。


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