南アフリカのジェイコブ・ズマ大統領が先日、テレビ番組のインタビューで「女性が結婚しないことは好ましくなく、子どもを産み母になることは女性にさらなる訓練を与えるので重要だ」と発言。おりしも南アフリカの8月は、女性の地位向上と権利拡張のための“女性月間”であり、時代錯誤の女性蔑視発言に国内で怒りの声が上がっている。


(photo by World Economic Forum

南ア最大の民族集団であるズールー族出身で、部族の伝統である一夫多妻主義を維持し、4人の妻と約20人の子ども(まだ隠し子がいるというのが定説)を持つズマ大統領。これまでにもたびたび、女性軽視発言が物議を醸してきたが、最新の失言は、自宅で行われたインタビューでのこと。
続きを読む