0008c102_090213143050子どもが描いた絵や落書きをもとに、プロのデザイナーがまるでポップアートのように加工して、部屋のインテリア、ポストカードなどにしてくれるサービスが話題になっている。そのなかみは、子どもの描いた絵をデジカメで撮影したり、複写したものをサービス運営業者に送り、デザイナーがその原画を元に加工、注文者がその作品を購入する、という流れだ。

子どもの作品は、既成概念にとらわれない筆使いや色の取り合わせから、ときに有名画家や現代アートを彷彿させるような絵を描くこともあり、とても味わい深い。子どものときならではの感性による表現を、こうしたメモリアルグッズとして残すサービスは、一定の需要があるのだろう。国内でもいくつかの業者が営業しているようだ。

わが子の作品がアメリカでぬいぐるみになって届く!


さらに最近では、子どもの作品をぬいぐるみにしてくれるサービスも話題だ。「My Pretty MONSTERS(マイプリティモンスターズ)」は、アメリカ発の同サービスを今年3月から日本で提供を開始した。

このサービスの特徴は、子どもの作品の画像はアメリカに送られ、現地のデザイナーが原画をもとにぬいぐるみを作成して、直送してくれるという点。オーダーから1ヵ月ほどで、わが子の作品はメイド・イン・USAのぬいぐるみとして、わが家に届くというのはとても夢のある話だ。

今後は、「東北のおばあが編みぐるみにしてくれる」「頑固オヤジ職人による手掘り加工」といったサービスを運営する業者も現れることを期待したい。


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深田洋介深田洋介
学研の編集者、AllAboutのWebエディターを経て、サイバーエージェントの新規事業コンテストでは子育て支援のネットサービスでグランプリを獲得、その後独立。現在は子育て・教育業界×出版・ネット媒体における深い知識と経験・人脈を駆使して活動中。2001年生まれの娘の父。