2011年夏頃から、震災や計画停電などの影響を受けて、日本全国に広まった節電ブーム。そして今、暖房などで電力を大量に消費する冬まっさかり。なかでも、日照時間が短く冷え込みが厳しい1月・2月は電気消費量第2のピークと言われ、家庭内の節電が求められている。この冬場の節電を各家庭の主婦はどう考え、どういった工夫をしているのか?
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象印マホービンが、既婚女性500名を対象に2011年9月に実施した、「キッチンまわりの節電・省エネに関する意識調査」では、興味深い調査結果が出た。

節電の夏、8割以上の主婦はキッチンまわりで節電対策を実施

昨年夏、キッチンまわりにおいてどのくらいの主婦が節電対策を実施したのかをみると、「キッチン家電の節電」が65.0%と最も多く、次いで「冷蔵庫に関する節電」が60.0%、「省エネ家電への買い替え」が5.2%、「その他」が3.4%となっている。一方、「節電対策を実施していない」と回答した方は、わずか17.6%。
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寒い冬も、キッチンまわりで節電を続ける主婦は9割

夏には、実に82.4%の主婦が夏にキッチンまわりで何らかの節電対策を実施していたという結果となったが、この冬はキッチンまわりでどのような節電・省エネ対策を考えているのだろうか。

まず、夏にキッチンまわりの節電対策を実施した主婦[表1参照]に今後の継続の有無を聞くと、91.3%が「今後も継続する」と回答。これには首都圏と関西圏の2ブロックでも、地域による違いはまったく見られなかった。

関西地方でも同様に、震災を受けて電力不足を懸念し、節電や地球環境に関する意識が高まっているということなのだろうか?
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節電を続ける理由は、地球環境ではなく家庭のおサイフのため


その答えはNOだ。

主婦たちに節電を継続したい理由を聞くと、「電気代の節約に結びつくから」が81.0%と大多数を占め、次いで、「無駄なエネルギー消費がもったいないから」が51.9%。「社会(電力不足、省エネなど)に貢献できるから」と「家庭から節電を進めることが重要だから」が同率で38.7%となった。

「我が家の電気代の節約」という現実的な回答が非常に高い割合を示しているのは、家庭の財布を預かる主婦らしい結果と言えるだろう。
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身体の中から暖かくしてくれる「鍋料理」で節電

「この冬に実践したいキッチンまわりの節電・省エネの取り組み」についての結果では、トップ3は「電子レンジとコンロを上手に使い分ける」(43.4%)、「数回分のごはんをまとめて炊き冷凍庫で保存する」(43.2%)、「鍋料理など、部屋と身体が暖まる料理を多く作る」(40.2%)となった。

このうち1位の「電子レンジ」と2位の「炊飯ジャー」は、昨年の夏同様、多くの主婦が節電に取り組むことが予想される。

3位の「鍋料理など、部屋と身体が暖まる料理を多く作る」は、まさに冬ならではの節電方法だ。夕食時にその日の出来事でもしゃべりながら家族で鍋を囲む。部屋と身体だけでなく、心まで温かくしてくれそうな節電の取り組みは、今後も支持されていきそうだ。
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象印調査シリーズ「主婦のキッチンまわりの節電・省エネに関する意識調査」


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