先日、当サイトではNHK幼児番組の教材「やったね」シリーズの4月からのフルラインナップを報じたが、その後3月1日に、別の有名教育企業が公開したホームページが、業界関係者の間で話題になっている。それが、「くもん、いくもん♪」のCMでおなじみ、KUMON(株式会社日本公文教育研究会)による『Baby Kumon』のサイトだ。

babykumon
サイトを見るかぎり、「0~2歳の親子のための新しいKUMON」という以外に情報はない。どのような内容なのか、通信教材なのか幼児教室なのかも不明。最新情報をメールでお知らせするという登録画面への誘導があるのみだ。

そして登録画面の内容によると、『Baby Kumon』は6月からのスタートであること、またそれまでの間最新情報を月1回程度メールでお知らせすることが書いてあり、メールアドレス以外の個人情報を登録する必要はない。

業界のトップランナーであるベネッセの「こどもちゃれんじ」に対抗して、NHKの「やったね」シリーズが陣営を整え、また新たな第三極となるKUMONが出てきたことで、幼児教育の“三国志”が始まるのか? いずれにしても、子育て世代にとって、教育サービスの選択肢が増えることはありがたいことである。

Baby Kumon


深田洋介深田洋介
学研の編集者、AllAboutのWebエディターを経て、サイバーエージェントの新規事業コンテストでは子育て支援のネットサービスでグランプリを獲得、その後独立。現在は子育て・教育業界×出版・ネット媒体における深い知識と経験・人脈を駆使して活動中。2001年生まれの娘の父。