ホテルが提案する親子で楽しめる客室


卒園、卒業の季節を迎える3月。親も子も4月から始まる新生活に期待を膨らませ、春休み中に親子で楽しめるイベントを探している人も多いだろう。

そんな需要を見越してか、今、ホテル業界では、子どもの好きなキャラクターを部屋のモチーフにして、親子で一緒に楽しむことをテーマにしたファミリー層を取り込むための動きが活発化している。

オリエンタルランドの子会社で「パーム&ファウンテンテラスホテル」を運営するミリアルリゾートホテルズは、3月17日からタカラトミーのミニカー「トミカ」をテーマにした客室を全国で初めて導入した。

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客室数は10室でベッドや壁、クッションなど部屋のいたるところにトミカのモチーフが散りばめられている。広さは約29平方メートルで、チェックイン時には3歳以上を対象にトミカの貸し出しも行う。

部屋にはホテルオリジナルの背景をあしらったトミカで遊べるプレイエリアも設置されている。定員は3人で、料金は1人5600円から(3人で1室1泊を使用した場合)。予約は同社のホームページなどで受け付けている。

ハローキティをフル活用


一方、阪急阪神ホテルズ(大阪市)では、3月1日から、海外でも人気が高いサンリオのキャラクター「ハローキティ」をモチーフにした客室「Princesskitty Room」を導入した。家族連れやキティ好きな女性、海外からの旅行者などの利用を見込む。

fc824533b60cb8bace13851e157ad992対象となるのは第一ホテル東京シーフォートと大阪新阪急ホテルの2施設で、カーテンやクッション、シーツ、アメニティグッズなどを同グループオリジナルのハローキティでデザインした。

オリジナルのハローキティを装飾した部屋を設けるのは、シティホテルでは初の試みで、2施設ともツインルームを2室用意しており、料金は第一ホテルが1人当たり1万5000円から、大阪新阪急が同1万2000円から(1室2人使用時)。予約はホテルのホームページなどで受け付けている。

ミリアルリゾートホテルズ リリース
阪急阪神ホテルズ リリース【PDF】


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