メディアファクトリーは、新刊『被災ママ812人が作った 子連れ防災手帖』を、東日本大震災からまもなく1年となる3月2日に発売した。価格は1,050円(税込)。著者は、震災直後にたちあがったママネットワーク「つながる.com」。

本書は、「つながる.com」コミュニティに寄せられた、震災時のお母さんたちの数多くの実体験をもとに、そこから得られた具体的な知恵やノウハウをまとめた最新の防災マニュアル。子どものいる家族がとるべき「そのとき」「そのあと」「これから」の行動をわかりやすく解説している。
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妊婦での被災や出産難民になった場合、自宅で赤ちゃんと被災したときの行動、地震後の保育園へのお迎え、小学生の子どもとの連絡の取り方、といったさまざまなケース、またマンションで、病院で、被災したときの体験談、さらには避難所生活、仮設住宅生活、疎開生活など、具体的事例が豊富に紹介されている。

そのほか、子どもを守る避難術や避難バッグの中身に揃えたいもの、そして震災後の子どもの退行行動、遊びの変化、情緒不安定などの心理的ケアやママ自身のストレスケアについても言及しており、充実した一冊になっている。

『被災ママ812人が作った 子連れ防災手帖』
つながる.com