2012年(平成24年)5月21日の朝は、日本の太平洋側の広い地域で、太陽がリング状に欠けて見える金環日食が観測できます。

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(c)国立天文台

日食とは太陽と月と地球がほぼ一直線上に並んだとき、地球から見て月が太陽の前を通り、その一部、または全部を隠してしまう現象。太陽がリング状に見えるものが「金環日食」なんです。
2012年は東京・静岡・京都・高知・鹿児島などが中心食帯(上記写真赤いライン上)の中にあり、中心食帯の外側にある地域では部分日食が観察できるそう!

金環日食・部分日食が観測できる代表都市と食の最大時刻
(太字は金環日食が見られる地点)

●那覇/7:13:00ごろ
●鹿児島/7:22:10ごろ
●福岡/7:25:26ごろ
●高知/7:26:46ごろ
●大阪/7:29:49ごろ
●京都/7:30:35ごろ
●名古屋/7:31:35ごろ
●静岡/7:32:13ごろ
●東京/7:34:30ごろ
●仙台/7:40:16ごろ
●札幌/7:49:49ごろ


0024日食鑑賞は日食専用のグラスや遮光板などの準備をお忘れなく。太陽を直接見ると目を痛めてしまいます! 日食鑑賞用でない望遠鏡や双眼鏡でのぞいたり、サングラスやゴーグルで観るのはNG! 金環日食が近づくとグッズが品薄になる可能性もあるので、確実に観るなら準備を怠りなく。
(c)国立天文台

日本では25年ぶりとなる金環日食。次のチャンスは2030年。今年のチャンスを逃さず、家族で一緒に楽しみたい一大イベントです。子どもに貴重な体験をさせてあげられる絶好の機会を逃さないで。

国立天文台 2012年5月21日 金環日食


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