「キリン アルカリイオンの水」や「Volvic(ボルヴィック)」ブランドの商品で知られるキリンMCダノンウォーターズ株式会社では、「子どもの体温異常に関する調査」を今年4月に実施した。

対象は4~10歳の子どもと母親400組で、イオン大宮店ファンタジーキッズーナに来店した親子に調査を行った。そして調査結果からは、“約4割近くの子どもが体温異常を抱えている”ことが明らかになったという。

water
日中の子どもの適正体温は、36~37度Cであるが、同調査では36度C未満の子どもが18%、37度C以上の子どもが19%いた。こうした何らかの体温異常に陥っている子どもを年齢別に見ると、低体温は小学生以上に、高体温は幼児に多い傾向があったという。

一方で、子どもの運動頻度と1回あたりの運動時間が高い数値の子ども(=運動している子)ほど、高体温になりにくい傾向があることもわかった。さらに1日に水分摂取させる頻度と、子どもの体温を合わせて集計したところ、摂取回数が多い(1日に9回以上)子ほど、体温異常に陥る割合が低い傾向にあった。

water_data

適度な運動で汗をかくことと、それにともなう十分な水分摂取を行うことが、子どもの体温調節を保つ上で大切である、と同社は分析している。

キリンMCダノンウォーターズ株式会社 http://www.kmdw.co.jp/