ママ友との旅行、したことありますか?「気を遣いそう」「面倒くさそう」。そんな先入観を持っているとしたら、もったいない!忙しいパパの休みに合わせて混雑する週末に旅行するぐらいなら、ママ友同士、平日の温泉でゆったりくつろぐのも一興。筆者も、南アフリカに出発する前の最後の思い出作りに、初めてのママ友旅行、行ってきました。

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行き先に選んだのは、あの星野リゾートが「大人のためのファミリーリゾート」というコンセプトで運営するリゾートホテル「リゾナーレ熱海」。ママと子どもにうれしい特典が満載の「ママ友の絆を深めるエンジョイステイ」プランをチョイス。

旅館ホテルを改装して昨年12月にオープンしたばかりの施設は、とてもベビー&キッズフレンドリー。ボールプールなどが設置されたキッズルームや、絵本が並んだブックス&カフェコーナーに、まもなく2歳になる娘とお友だちは大喜び。

ママたちはお部屋でアフタヌーンティをいただいて一息ついた後、子どもたちをナーサリーに預けてスパ(別料金・要事前予約。ママ友プラン利用時に限り、施術中の無料託児サービス有り)でさらにリラックス。ビュッフェレストランでの夕食も、子連れへの配慮が行き届いていて、楽しめました!
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子どもたちが寝付いた後は、ママ同士、深夜までおしゃべりタイム。育休中は毎日のように会っていた間柄でも、復職後はなかなかゆっくり会う時間も取れずにいたため、子どものこと、仕事のこと、話は尽きず…。

翌日は、温水プールにもチャレンジ!水着姿も、ママ友同士なら、恥じらいもないってもんです。季節ごとの果物狩りやウォールクライミング、親子で参加できるクラフト教室などアクティビティも充実していて、初めてのママ友旅行、リゾナーレ熱海にして大正解でした。

気心の知れたママ友との旅行で何より良かったのは、例えば食事中、両手がふさがっている時にさっとお手拭きを渡してくれたり、ベビーカーを折りたたむ時に手を貸してくれたりと、ママ同士ならではの「以心伝心」が通じるところ。

これがパパだと、なかなかこちらのニーズを察してくれず、「あれ取ってよ」「これ持ってよ」とついつい声を荒げてしまうこと、ありますよね!?

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子どもたちの笑顔に癒され、スパと温泉で体の疲れもときほぐされ、ママ友旅行、病みつきになりそう。なかなか休みの取れないパパにはお留守番を任せて、ママたち、子連れでどんどん旅に出ちゃいましょう。以下の3原則を忘れなければ、ママ友との旅、最高です!

ママ友旅行に失敗しない3原則


1 目的地選び
大人も子どももリラックスしたいのか、観光やアクティビティ重視かで、まずは目的地選びを慎重に。私たちの場合、東京から近く、新幹線乗車も体験できて、かつ温泉でゆっくりしたいという希望で、行き先は熱海に決定。小さな子ども連れの場合、移動距離が短くて済むのが、ママも子どもも疲れず、無用なトラブルを招かない秘訣です。

2 宿泊先選び
ホテルや旅館でゆったり過ごしたいのか、寝るだけの場所でいいのか、の目的別に選ぶのはもちろんですが、今回、私たちがお世話になったようなママ友旅行のためのプランを銘打っているような宿を選ぶと、快適さが断然違います。1家族1部屋取るのか、広めの部屋を取ってみんなでシェアするのか、予算や親密さに合わせて選ぶといいでしょう。

3 友だち選び
そして最後は当然ながら、一緒に行くママ友選び。趣味趣向や子どもへの接し方、金銭感覚などがかけ離れている相手との旅行は、骨折り損のくたびれ儲け。例えば普段から「金銭感覚が合わないな」と感じているような相手なら、誘われても断る勇気を。ランチやお茶と違って、旅行となれば断る口実はいくらでもあります。本当に親密な友だち親子と2組で行くもよし、普段から仲の良い4~5組のグループでわいわいにぎやかに行くもよし。交友関係や予算を考慮しながら、無理なく楽しめる旅を計画しましょう!

IMG_8217_R星野リゾート リゾナーレ熱海
ママ友の絆を深めるエンジョイステイ
ホテル特製アフタヌーンティーセット付き1泊2食一人16,000円~(3名1室)。
平日限定(日~金曜日泊)で、スーペリア料金でビューバススイートへ無料アップグレードの特典付き。



恩田 和(Nagomi Onda)恩田 和(Nagomi Onda)
全国紙記者、アメリカ大学院留学、鉄道会社広報を経て、2010年に長女を出産。国内外の出産、育児、教育分野の取材を主に手掛ける。2012年5月より南アフリカのヨハネスブルグに在住。アフリカで子育て、取材活動を満喫します!