アメリカの育児雑誌『Parenting』の記事では、子育てとスマートフォンの付き合い方について警鐘を鳴らす。

米紙『ウォール・ストリート・ジャーナル』に最近掲載されたある記事でも、小さな子どものいる親の携帯電話使用の危険性について触れている。スマートフォンでメールを打ったり、Facebookをチェックしたりするのに忙しくて、自分の子どもに十分な目を向けていない親がいるというのだ。

その裏付けとして、近年のスマートフォン利用者数と子どもが負傷した事件数が、同じような右肩上がりの上昇を見せていると示す。両者に確実な相関関係が成り立っているわけではないが、しっかりと子どもに注意を向けていないと認める親が存在するというのは、何よりも憂慮すべきことであろうと指摘する。
公園の遊び場で、片方の手では携帯電話を握り、もう片方では子どもをブランコの方へ押したり、あるいは滑り台に登るのを手伝ったりする親を見かけたことがあるだろう。この記事は、親が携帯電話に気を取られすぎて、子どもの安全と健康を見守ることが出来ないという傾向を問題視する。

記事は、「子どもを見ていなくてはならない時に、携帯電話から目を離すことが出来ない親は、これから起こるかもしれない無意味な事故を避けるためにも、自分の携帯電話をポケットにしまっておくのが良いだろう」と結んでいる。

・【参照記事】Texting While Parenting ? A Dangerous Combination? - Parenting.com