出典:Benesse教育情報サイト(http://benesse.jp/)

近年、企業は優秀な人材を世界から採用する動きが強まっている。世界をまたにかけて仕事をする時代が到来し、グローバルな人材を育てるにはどうしたら良いか? 留学する前から家庭で実践できることを国際教養大学学長の中嶋嶺雄氏にうかがった。

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●幼児期に重要なことは、耳から覚える外国語と情操教育
世界で通用する人材を育てるには、英語力が欠かせません。頭が柔らかく吸収力の高い幼児期に、耳から英語を覚える機会を与えましょう。英語の歌を聞くなど耳から覚えたものは、子どもの体に染み込みしっかりと定着します。もう一つ大切なのは、情操教育です。ピアノやバイオリンを弾く、絵を描くなど、音楽や美術に触れさせ、感性や美しい心を育んでください。創造力や知的好奇心を高めることは、人間的魅力も深めます。

●中高生には、精神的な自立を促す教育を
自分の意見をしっかりと持たせ、できるだけ早い時期に保護者から精神的に自立させることが大切です。子どもが中高生になったら、物事の意思決定を任せましょう。クラブ活動や進学先を決めるときにも、本人の意思を大切にしてください。もちろん、ただ放っておくということではありません。進学先のカリキュラムを調べ、教育内容を把握して、本人のやりたいことを実現するために必要なことを見極め、影からサポートすることこそ保護者の大切な役割です。

●保護者自身も教養を磨き、子どもに良い影響を与える
外国語力と高い教養力を育てる基本は、家庭での教育にあります。どのような人材に育ってほしいのかをイメージしながら、しつけを行ってください。自分が感銘を受けた本をすすめるのも良いですね。保護者自身が学び、教養を磨くことで良いアドバイスもできるようになります。家庭全体で知的な世界を共有しましょう。

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