「キリン アルカリイオンの水」や「Volvic(ボルヴィック)」ブランドで知られるキリンMCダノンウォーターズ株式会社では、全国の小児科医107名に対し、「子どもの低体温傾向とその対策に関する調査」を実施し、その結果を発表した。

調査結果によると、診察した子どもたちの中に「低体温の子どもが増えている」と感じている医師は、全体の78.5%にものぼったという。ちなみに本調査における「低体温」は、平熱が36.0度C未満の状態をさす。

なお、「低体温」の子どもに共通する特徴としてあげられたものの中でとくに目立った回答が、「やせ気味」(49.5%)と「疲れやすい」(38.3%)の2点。これらの理由として考えられるのは、「代謝の低下」(58.9%)が最も多く、ついで「睡眠不足」と「就寝時刻が遅い」(それぞれ45.8%)、「食生活の乱れ」(42.1%)、「冷暖房の使用による体温調節機能の低下」(41.1%)、「運動不足」(35.5%)があげられている。

調査に協力した医師たちは、こうした低体温対策として有効な生活習慣として「適度な運動」(72.9%)、「十分な睡眠」(65.4%)をあげており、なかでも「適度な運動」の度合いとして、「ジョギングや鬼ごっこなどの軽く汗をかく程度」、また「十分な睡眠」の目安として、「8時間以上」をあげている。

さらに、子どもの低体温対策として、「水分補給」が有効と考えている小児科医は72.9%にのぼり、水分補給の方法としては「少量をこまめに」、また温めて飲むよりも「常温を飲む」こと、1日に子どもが必要な水分量として、「1~2リットルの水分補給」を推奨している。

キリンMCダノンウォーターズ株式会社
http://www.kmdw.co.jp/