まだ寒い春先や紅葉が始まる頃、気温15度C以下になると、普段着の上に「Valikausihaalari(ヴァリカウシハーラリ)」という薄手のアウター(つなぎまたは上下)を着ます。薄手といっても二重になっているので暖かく、中を着込めば5度Cくらいまで着ることができます。その他コットンジャージや薄手のニット素材の「Pipo」(=ニットキャップ)と、手袋、ブーツを合わせます。
雨の多い時期にはこの上に「Sadetakki」(=雨合羽)を着ます。フィンランドの保育園では雨が降っていても外遊びをさせるので、雨合羽は必需品です。表は同素材で、内側に暖かい素材の裏地が付いたミトンが秋口には便利です。

雨の多い時期にはこの上に「Sadetakki」(=雨合羽)を着ます。フィンランドの保育園では雨が降っていても外遊びをさせるので、雨合羽は必需品です。表は同素材で、内側に暖かい素材の裏地が付いたミトンが秋口には便利です。

紅葉も終わり、どんどん日が短くなっていく冬の始まり。「Talvihaalari(タラヴィハーラリ)」と呼ばれるスキーウエアのような厚手のアウター(つなぎまたは上下)を着始めます。
雪の中でもおもいっきり遊べるよう、防水性や通気性、保温性などに優れ、またほとんどのハーラリにはリフレクターが付いており、暗い冬の外出時に車から身を守ってくれるなど、高機能なつくりになっています。
色や柄など、最近ではデザインも豊富になってきています。スウェーデンのキッズブランド「mini rodini」からは、パンダの着ぐるみのようなハーラリが登場。
ありそうでなかった着ぐるみ系ハーラリ。実際、着ている子どもを見ましたが可愛いですよ。今後、シリーズ化することを期待します。
下着も暖かいウール素材や機能性の高い素材のものになります。また、気温が氷点下になると、ハーラリの下にウール素材のハーラリ「Villatakki(ヴィッラタッキ)」や、その他フリースなどの暖かい素材の服を着せます。
体温が逃げて行く頭には、ニットキャップまたは顔の部分だけ丸く開いた、目出し帽のような帽子「kyparamyssy(キュパラミュッス)」をかぶります。そして、足元は靴下の上にウールソックスなどの厚手の靴下を重ね履きし、雪用ブーツで完全装備。

まだまだ寒ければとにかく重ね着をします。といっても、マイナス10度Cから15度C以下になれば、保育園に通うような小さな子どもは外遊びは出来ないのですが……。
ちなみにベビーカーには厚手のフットマフを装着し、ベビーカーの種類に寄っては冬タイヤに交換します。これでベビーカーでのお出かけも大丈夫!
北の国フィンランドの子どもたちの防寒対策はこんな感じ。自分で服を着られる子どもはいいですが、まだ自分で着ることが出来ない子どもを持つ親はもう大変!すべて着せるのに時間はかかるし、子どもは動き回っておとなしくしていないし……。家を出るまでにすでに疲れている親。
ただでさえ外は寒いのに、毎回これじゃあ外出がおっくうになります。あー、夏のお出かけの楽チンさが懐かしい今日この頃です。
雪の中でもおもいっきり遊べるよう、防水性や通気性、保温性などに優れ、またほとんどのハーラリにはリフレクターが付いており、暗い冬の外出時に車から身を守ってくれるなど、高機能なつくりになっています。
色や柄など、最近ではデザインも豊富になってきています。スウェーデンのキッズブランド「mini rodini」からは、パンダの着ぐるみのようなハーラリが登場。
ありそうでなかった着ぐるみ系ハーラリ。実際、着ている子どもを見ましたが可愛いですよ。今後、シリーズ化することを期待します。
下着も暖かいウール素材や機能性の高い素材のものになります。また、気温が氷点下になると、ハーラリの下にウール素材のハーラリ「Villatakki(ヴィッラタッキ)」や、その他フリースなどの暖かい素材の服を着せます。
体温が逃げて行く頭には、ニットキャップまたは顔の部分だけ丸く開いた、目出し帽のような帽子「kyparamyssy(キュパラミュッス)」をかぶります。そして、足元は靴下の上にウールソックスなどの厚手の靴下を重ね履きし、雪用ブーツで完全装備。

まだまだ寒ければとにかく重ね着をします。といっても、マイナス10度Cから15度C以下になれば、保育園に通うような小さな子どもは外遊びは出来ないのですが……。
ちなみにベビーカーには厚手のフットマフを装着し、ベビーカーの種類に寄っては冬タイヤに交換します。これでベビーカーでのお出かけも大丈夫!
北の国フィンランドの子どもたちの防寒対策はこんな感じ。自分で服を着られる子どもはいいですが、まだ自分で着ることが出来ない子どもを持つ親はもう大変!すべて着せるのに時間はかかるし、子どもは動き回っておとなしくしていないし……。家を出るまでにすでに疲れている親。
ただでさえ外は寒いのに、毎回これじゃあ外出がおっくうになります。あー、夏のお出かけの楽チンさが懐かしい今日この頃です。
![]() | 中村雅子 北欧デザインに魅せられ、2004年に渡芬。2007年、日本人の夫と共に日本のデザインプロダクトを販売する店「common」をオープン。また、フィンランドデザイン・雑貨を販売するウェブショップ「カウッパトリ」を運営。最近活動的になり始めた息子に振り回されつつ、フィンランドでの子育てを満喫している。家族は夫と2010年生まれの息子。ヘルシンキ在住。 |
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