厚生労働省では、2012年の人口動態統計の年間推計を発表した。その結果によると、昨年の出生数の推計数は103万3000人と、2011年確定数の105万806人からさらに減少し、戦後最小を更新したことが明らかになった。

また、出生数から死亡数を差し引いた自然増減数は21万2000人で、人口減少幅としてはこちらも戦後最大数となる。

また、出生数から死亡数を差し引いた自然増減数は21万2000人で、人口減少幅としてはこちらも戦後最大数となる。
なお、婚姻数は66万9000件と、前年から約7000件の増加、一方で離婚数は23万7000件で約1000件の増加にとどまっている。さらに死産数についても発表されており、こちらは2万5000胎と推計されている(2011年確定数は2万5751胎)。人口動態総覧の推移グラフをみても、死亡数は上昇、出生数と婚姻数は下降ラインを描き、人口減少傾向は明らかだ。
ちなみに団塊ジュニア世代で人口がもっとも多い、今年40歳を迎える1973年生まれの出生数は約209万人であるが、35歳を迎える1978年の出生数が約170万人、以下、30歳となる1983年の出生数が約150万人、25歳となる1988年の出生数が約131万人、と出産可能年齢の人口自体が減り続けているため、おそらく2015年前後には出生数が100万人を割る事態に至ることが、現実味を帯びてきたといえよう。
・厚生労働省:平成24年(2012)人口動態統計の年間推計
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/suikei12/index.html
ちなみに団塊ジュニア世代で人口がもっとも多い、今年40歳を迎える1973年生まれの出生数は約209万人であるが、35歳を迎える1978年の出生数が約170万人、以下、30歳となる1983年の出生数が約150万人、25歳となる1988年の出生数が約131万人、と出産可能年齢の人口自体が減り続けているため、おそらく2015年前後には出生数が100万人を割る事態に至ることが、現実味を帯びてきたといえよう。
・厚生労働省:平成24年(2012)人口動態統計の年間推計
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/suikei12/index.html