通信添削学習サービスを提供する「小学館ドラゼミ本部」では、小学校入学前の子どもの学習状況について意識調査を実施、その結果を発表した。調査対象は、現在小学1年生でドラゼミを受講している子どもの保護者321名と、ドラゼミに資料請求をした保護者46名の、計367名。

まず「小学校入学に向けて学習準備を行っていましたか」という質問には、約9割が「はい」と回答、さらに「いつ頃から小学校に向けての学習準備を意識し始めましたか」という質問には、入学前年の4月時点で全体の約4割、さらに10月時点では約6割が、「小学校に向けての学習準備を意識し始めた」と回答した。


次に、「小学校に向けての学習準備を意識したきっかけがあれば教えてください」という自由記述式の質問に対しては、「小学校に通っている兄弟・親戚の影響」(42人)「お子さんの友達・ママ友の影響」(42人)がもっとも多く、「本人が興味を示した・やりたいと言い始めた」(17人)よりも多いことがわかった。

そして、学習準備で身につけさせたいことについては、「ひらがなの読み・書き」が約6割前後でもっとも多く、「数字の読み・書き」や「かたかなの読み・書き」がそれぞれ3割あまり、また「計算」「時計のよみ方」も3割近くにのぼった。