ソニー生命では、20歳~69歳の女性1,000名を対象に「女性の活躍に関する調査」を実施、その結果を発表した。

アベノミクス成長戦略の中核に「女性の活躍」の推進があるが、実際のところ女性が【職場でイキイキと活躍できていると思うか】について、「そう思う」と回答したのは40.8%と半数を割っていた。では【職場でイキイキと働くためには何が必要か】という質問について、最も多かったのは「家族の協力」が65.0%、そのほか「休暇がとりやすい職場環境」(64.8%)、「保育サービスの充実」(60.5%)、の以上3項目が過半数を超える回答となった。


調査では、働きながら子育てをするワーキングママの意識についても聞いており、【仕事と育児は両立が困難だと思う】には73.3%が「そう思う」と回答した一方で、【働く母親は時間の使い方が上手だと思う】にも75.3%が「そう思う」と回答したことがわかった。

そして、時間の使い方に関して「家事の時短化」というテーマで、家事にかかる時間を短縮できる製品・サービスのうち【使っているもの】について聞いた。すると1位は「ネット通販(スーパーは含まない)」で42.4%、2位と3位には「調理済み食品(お弁当やお惣菜)」(37.0%)、「電気ケトル」(28.6%)がランクインし、毎食にかかる手間を少しでも省きたいという気持ちがうかがえた。次いで4位に「洗濯乾燥機」(27.4%)、5位に「食器洗い機」(24.8%)があげられた。そして【欲しい・使いたいと思うもの】については、「ロボット掃除機」(29.2%)をあげる声が最も多かった。

さらに調査では、主婦業を時給に換算するといくらになると思うか、についても聞いており、平均額が最も高かったのは【未就学児の育児・世話】で1,180円であった。つづいて2位【小学生以上の子どもの育児・世話】997円、3位【食事の準備・後片付け】942円、4位【掃除・洗濯】847円、5位【お買い物】778円という金額であった。