厚生労働省は4日、平成25年の人口動態統計を発表した。合計特殊出生率は対前年比0.02ポイント上昇して1.43と、2年連続で上昇となったものの、出生数は102万9800人と、前年比で7431人の減少であった。
また、第1子出生時の母の平均年齢は、平成23年に初めて30歳を超えて(30.1歳)以降、平成24年は30.3歳、平成25年は30.4歳と、引き続き上昇傾向にある。ちなみに約30年前にあたる昭和60年(1985年)当時は26.7歳であった。

また、第1子出生時の母の平均年齢は、平成23年に初めて30歳を超えて(30.1歳)以降、平成24年は30.3歳、平成25年は30.4歳と、引き続き上昇傾向にある。ちなみに約30年前にあたる昭和60年(1985年)当時は26.7歳であった。

そこで資料をもとに、出生数を母の年齢(5歳階級)別に、昭和60年当時と平成25年の数値を比較してみた。
昭和60年の出生数は143万1577人、もっとも多かった母の年齢層は25~29歳で、その出生数は68万2885人、これは出生総数に対して約47%となるが、一方で平成25年だと、出生数102万9800人に対して、もっとも多い母の年齢層は30~34歳の36万5400人、こちらは出生総数に対して約35%である。なお、昭和60年当時、母の年齢30~34歳の割合は約26%であり、同年齢層母の出生数割合は、およそ一世代で10ポイント近く上昇していることになる。
さらに比較してみると、母の年齢層20~24歳での出生数は昭和60年・約24.7万人→平成25年・約9.1万人と減少している一方、母の年齢層35~39歳での出生数は昭和60年・約9.3万人→平成25年・約22.9万人と、反比例していることがわかった。
そして母の年齢層40~44歳での出生数は、昭和60年は8224人と1万人に満たなかったのが、平成23年37,437人、平成24年42,031人、平成25年46,547人と、大きく上昇している。
・平成25年人口動態統計月報年計(概数)の概況|厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai13/index.html
昭和60年の出生数は143万1577人、もっとも多かった母の年齢層は25~29歳で、その出生数は68万2885人、これは出生総数に対して約47%となるが、一方で平成25年だと、出生数102万9800人に対して、もっとも多い母の年齢層は30~34歳の36万5400人、こちらは出生総数に対して約35%である。なお、昭和60年当時、母の年齢30~34歳の割合は約26%であり、同年齢層母の出生数割合は、およそ一世代で10ポイント近く上昇していることになる。
さらに比較してみると、母の年齢層20~24歳での出生数は昭和60年・約24.7万人→平成25年・約9.1万人と減少している一方、母の年齢層35~39歳での出生数は昭和60年・約9.3万人→平成25年・約22.9万人と、反比例していることがわかった。
そして母の年齢層40~44歳での出生数は、昭和60年は8224人と1万人に満たなかったのが、平成23年37,437人、平成24年42,031人、平成25年46,547人と、大きく上昇している。
・平成25年人口動態統計月報年計(概数)の概況|厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai13/index.html