厚生労働省では、今年度から新たに「イクメンスピーチ甲子園」を開催することを発表した。この取り組みは、育児を積極的に行う男性=「イクメン」を応援し、男性労働者の育児休業取得を促進する「イクメンプロジェクト」の一環として行うもの。

「イクメンスピーチ甲子園」は、働きながら育児をする男性から、育児と仕事の両立に関するエピソードを募集し、書類審査を通過した3名でスピーチによる決勝戦を行い、優勝者を決定、表彰する。


エントリーは「育児と仕事の両立のための工夫」「育児参加の楽しさや大変さなど」の2つの視点を盛り込んだエピソードを800字以内にまとめ、イクメンプロジェクトホームページの専用フォームから応募する。募集期間は2014年8月18日(月)まで。作品は「両立性」「共感性」「継続性」のおもに3つの観点から審査が行われるという。

また同時期には、部下の育児と仕事の両立を支援する上司や経営者(=「イクボス」 ※男女は問わない)を企業などからの推薦によって募集して表彰する、「イクボスアワード」も開催される。こちらは働きながら安心して子どもを産み育てることができる労働環境の整備・推進を目的に行われるもの。

イクメンスピーチ甲子園2014
http://ikumen-project.jp/episode_contest/index2.php


【関連アーカイブ】
男はつらいの? 父親たちの葛藤を慮ってみる
http://mamapicks.jp/archives/52140212.html
「ワーキングマザー」「イクメン」が死語にならないかぎり子育てしやすい社会は遠い
http://mamapicks.jp/archives/52092444.html
休日の公園に「SNSだけイクメン」増殖中
http://mamapicks.jp/archives/52078817.html
“イクメン”をディスっても良かですか?
http://mamapicks.jp/archives/51760988.html