12月が始まった。今年もあと1ヵ月かとカレンダーを眺める。

今月はクリスマスもあるし、忘年会の予定も入ったし、何と言っても娘の誕生日を控えているので、どんなお祝いをしようか考えるだけでも時間が過ぎていく。その他も年賀状の作成やら帰省の準備に奔走するのが目に見えているのだけれど、街もにぎやかで楽しいもの。


しかし、本格的に冬が始まったということは悩みも尽きない。
インフルエンザを始めとする感染症の予防と対策、公園遊びも長時間は厳しいので昼間はどこで過ごそうかと日々思案しているし、朝、布団から出るのが日に日にキツくなってきた……。

じつは娘にも似たような現象が起こっているようで、夏場は6時台に起床していたのだが、最近ちょっと朝が遅いような気がする。夜も夏場は早いときでは19時前に就寝することがあったのだけれど、最近は寝かしつけに時間がかかってしまい、21時過ぎまでかかることも。

毎朝たたき起こされるのもつらいけど、このままダラダラ後ろ倒しにするのも気が引ける。夏と冬でなんでこんなに変わるのかなーと不思議に思っていたところ、パンパースのサイト「脳育眠教室」にひとつの答えがあった。
【参考】冬に押さえておきたい脳育眠 3つのポイント|パンパース
http://www.jp.pampers.com/sleep-and-education-in-winter

冬は夏に比べて日照時間が5時間も減少し、ストレスホルモン「コルチゾール」が増加しがち。コルチゾールはその値が高すぎるとうつ病や神経性食欲不振症などを引き起こすこともあるホルモンだそうだ。
そして朝の太陽光には体内時計をリセットし、コルチゾールを低下させる作用があるという。

昨冬、原因不明のイライラや気分の落ち込みに悩まされていた筆者。「ああ、道理でね!」と今ごろ合点が行く。

当時は夜中も頻繁に授乳していたので、明け方に授乳したらそのまま行き倒れるように眠り、行動を開始するのは9時、10時過ぎ頃であった。

朝の光を浴びないことで体内時計がリセットされない上に、ストレスホルモンが増加していたのだなと反省。朝起きられないと精神的にも罪悪感が募るし、子どもとの生活はやはり午前中にしっかり活動したいもの。今年はこのようなことがないよう、母娘ともども朝きっちり起きることを決意!

さらに同サイトでは、朝の太陽光が睡眠中の記憶の整理や集中力を育む「脳育眠」を促進することも解明してくれている。
【参考】パンパースが考える「赤ちゃんの眠り」
http://www.jp.pampers.com/sleep-quality


赤ちゃんや子どもの成長に欠かせない「成長ホルモン」は、寝ついてから3時間の間に大量に分泌されるので、眠り始めの3時間でいかに深い睡眠を取るかが重要だという。

ではその後はあまり重視しなくていいのかというとそういうわけではなく、眠り始めの3時間を過ぎ、夢をみる「レム睡眠」中の赤ちゃんは、昼間に経験したことを整理・整頓するとのこと。

「レム睡眠、ノンレム睡眠」については漠然と理解していたけれど、どちらも重要な役割を果たしていることが分かる。とくにこれから成長する子どもにとってはどちらも同じくらい大切なもの。質の高い睡眠を習慣づけたいもの。


そこで、一晩中何にも邪魔されずにぐっすり寝かせてあげるためにこだわりたいポイントのひとつが、じつはおむつ選び。というのも冬はおしっこの量が1.5倍になるという研究結果が出ているというのだ。

1.5倍?!と卒倒しそうになったが、たしかに最近娘のおむつを替えるとズッシリと重いかも。朝起きたときなんてこんな小さいカラダでこんなに排泄するものなのかとビックリしてしまう。

身体を温めるために体の中を流れる血液が増え、腎臓が活発になっておしっこが多く作られる、さらに膀胱の筋肉が寒さで縮みやすくなる、というのがおしっこの量、回数ともに増えるメカニズムなのだとか。

夏場に比べると格段に汗をかく量も減っているし、大人も冬場は頻尿になるからねえ……と妙に納得。


また、気になるのが、濡れたおむつが風邪の原因になる恐れがあるということ。

≪赤ちゃんの体温は睡眠によって下がり、おしっこでおしりが濡れてひんやりした状態のままだと 、さらに体温、もしくは深部体温が下がって低体温に陥り、免疫力や消化機能が低下するため風邪や下痢の原因となります≫

たしかに大人が濡れたパンツを履いたまま寝るのと同じようなものか?と想像するだけで風邪を引きそう……。

ただでさえ赤ちゃんは体温調節が苦手というから、寝間着や布団で適温を保てるように日々試行錯誤しているけれど、おむつもその一端を担っていることに改めて気づかされた。

夜のおむつ替えは寒いし、赤ちゃんの睡眠を邪魔してしまわないおむつを選んであげたい! パンパースサイトを読み進めていくと、その特徴は最長12時間の高い吸収力でさらさらの状態をキープできることだそう。いつもおしりがさらさらなら、赤ちゃんも快適に眠れそう!

子どもが風邪を引いてしまうのはある程度は仕方がないし、風邪を引いてカラダが丈夫になっていくことも知っている。でも、ちょっとした気遣いでよく眠れて、からだも健康に保てるのならば、そこはもちろんケアしたい。何せ子どもがよく眠れないと親も眠れなくなるものだから。

もう娘と過ごす冬も3度目。
じつは昨年末、帰省時に胃腸炎にかかってしまい、物凄く苦しんだ筆者。
完全に睡眠不足と疲労の結果なので、今年は同じ目に遭わないようにと気を引き締めている。睡眠を大事に、規則正しい日々を送って楽しく過ごせるといいな。

パンパース公式サイト
http://www.jp.pampers.com/

真貝 友香(しんがい ゆか)真貝 友香(しんがい ゆか)
ソフトウェア開発職、携帯向け音楽配信事業にて社内SEを経験した後、マーケティング業務に従事。高校生からOLまで女性をターゲットにしたリサーチをメインに調査・分析業務を行う。現在は夫・2012年12月生まれの娘と都内在住。