児童書出版社の汐文社は、児童向け絵本「こころのえ?ほん」シリーズの刊行を開始した。子どもたちにものごとの“本質”をとらえて“考えるこころ”を育んでもらいたい、との思いから出版に至った。著者は累計150万部突破のベストセラー、「楽しく学べる」シリーズ(高橋書店刊)の作家・大野正人氏、監修は東京未来大学こども心理学部長の出口保行教授。

今回のシリーズでは、【夢】【命】【お金】【恋】をテーマに深く掘り下げて、子どもたちが必ず直面する「心の壁」をどうやって乗り越えるのか、乗り越えるためにはどうすればいいのか、自分で考えてもらうことに主眼をおいているという。

まずは第1期となる2作品、『夢はどうしてかなわないの?』(絵・中川学)、『命はどうしてたいせつなの?』(絵・ハラアツシ)の発売が開始された。



『夢はどうして~』は、「夢」を叶えるために必要な「こころの力」、それを得るために倒さなければいけない「悪魔」を紹介しながら、夢はずっと描きつづけるもの、叶うもの、と夢を持つ大切さを伝える内容。


『命はどうして~』では、人間は動物・植物の「命」をもらうことで生きていること(=食物連鎖)、代々引き継がれたこと(=世代交代)を分かりやすく紹介し、命の大切さを伝える。


今年の12月には第2期の2作品、『お金があればしあわせなの?』(絵・赤澤英子)、『恋ってなに?』(絵・熊本奈津子)が発売予定。価格は各巻1,600円(+税)。
なお第1期刊行の2作品については、同社特集サイトで試し読みが可能となっている。

「こころのえ?ほん」シリーズ|汐文社
http://www.choubunsha.com/special/ehon/