育児をしていく中で、何気ない子どもの行動を動画に収めることは少なくないでしょう。言うならば、動画の「チョイ撮り」。数十秒という短い動画に映っているのは、我が子が初めて歩いたシーンだったり、覚えたての言葉で一生懸命におしゃべりをする姿だったり。

このようなチョイ撮り動画、iPhoneの中にたまっていませんか?

せっかく撮った動画、ちょっと手を加えて素敵な思い出にしてみましょう。そこでご紹介したいのが、動画編集アプリ『omoide』(=オモイデ)です(※iOS専用)。


動画編集アプリはたくさんあります。でも、高度な編集ができるアプリは操作が煩雑で、育児のすきま時間にさっと使うには難易度が高いと感じるのではないでしょうか。

また、動画の音声を消してしまうアプリも少なくありません。でも、育児の場面で子どもの「声」や「足音」は、とても大事な成長の証です。これらを消してしまっては、記録としての価値が薄れてしまいます。

これらの問題を解決すべく、本アプリは開発されました。

『omoide』は、動画にスパイスをちょっと加えて、素敵なショートムービーを作成するアプリです。スパイスは3つ。BGM、タイトル画面、そして出演者の名前と年齢の表示です。

どんなに忙しいパパやママでも使えるように、簡単操作にはとことんこだわりました。

■BGMで雰囲気づくり。でも、動画音声は邪魔しない


動画に音楽をつけると雰囲気がガラリと変わります。でも、動画には我が子の声が入っているしBGMはちょっと……なんて思っていませんか? 『omoide』ならその心配はいりません。スマートミキサー™(※)と呼ばれる特許技術により、動画音声を邪魔することなく音楽を付けることができるのです。

BGMのボリュームは自動調整。それだけでなく、音楽の中から動画長にあったフレーズが自動で選ばれます(おまかせフレーズ機能)。こんなに簡単に動画にBGMを付けられることは、本アプリの大きなアドバンテージです。

■撮影情報の表示で、思い出の幅を広げよう


撮影日時や場所の情報があると、動画を観るときの気持ちが変わります。動画に映っていないできごとまでをも思い出させてくれるから不思議です。素敵なイラストにのせられたこれらの情報が、動画の先頭に表示されます。

オリジナル動画の撮影情報を元に候補が出てくるため、テキスト入力の手間もほとんどありません。

また、わざわざフォントサイズや色、文字の位置調整をしなくてもいいように、タイトル画面はテキストと一体化してデザインされています。

■成長記録としての価値、出演者の名前と年齢


最後に表示されるのは出演者の名前と年齢(非表示も可)です。

名前と誕生日を登録しておけば、あとは選択するだけ。撮影日と誕生日を元に、年齢が自動で計算されます。


さて、『omoide』で編集できる3つのスパイスを説明しましたが、これらのスパイスを追加するのに要する操作は、ほんの数タップ。

育児とは、時間のコントロールがきかないものです。子どもが昼寝してやっと一息と思ったとたんに泣き声が……、なんてことも少なくありません。そんな育児の場面で使うアプリだからこそ、超がつくほど簡単であることにこだわりました。

そして、育児の記録として残すべきものを吟味し、限界まで無駄を省くことで生み出されました。


『omoide』には、内蔵されているすべてのタイトル画面・BGMが使える有料版(omoide Pro)と、制限のある無料版(omoide)の2種類があります。無料版をダウンロードしたのち、アプリ内課金で有料版と同等の機能にアップグレードすることも可能です。

omoideサポートサイト
http://natsuapps.com/omoide/
omoide(無料版)
https://itunes.apple.com/jp/app/omoide-yinmo-ying-xiangmosubetewo/id1023546227?mt=8
omoide Pro(有料版)
https://itunes.apple.com/jp/app/omoide-pro-yinmo-ying-xiangmosubetewo/id1015766071?mt=8

※スマートミキサーとは、国立大学法人・電気通信大学で開発されたまったく新しいサウンドミキサーです。スマートミキサーの基本アルゴリズムは日本国内は特許登録済みです(特許 5057535)。米国へは特許出願済みです(US20140219478 A1)。『omoide』に搭載された具体的なミキシングアルゴリズムは特許出願済みです(特願 2015-007380)。

西方 夏子(にしかた なつこ)
iOSアプリ開発者。電機メーカーにて組み込みソフトウェアの開発に携わったのち、夫の海外赴任に帯同し5年半ほどドイツで暮らす。2012年に長女を出産後、日本に帰国。現在は、フリーでiOSアプリの開発や書籍の執筆を行う。2015年より電気通信大学とライセンス契約を結び、スマートミキサーを利用したアプリの開発も行っている。一児の母。