人材サービス企業の世界最大手であるアデコグループでは、日本をはじめ、同社がアジア太平洋地域で事業を展開する、韓国、香港、台湾、シンガポール、タイ、ベトナムの6つの拠点において、子どもを対象にした「将来就きたい仕事」に関するアンケート調査を実施した。調査は日本では6歳~15歳の男女1,000人(男女各500人)を対象に、そのほかの6地域では7歳~14歳の男女各150~1,500人を対象に行われた。

調査結果によると、日本の子どもが将来就きたい仕事について、男子の1位には「会社員」(10.2%)があげられ、以下2位「サッカー選手」(10.0%)、3位「公務員」(6.6%)、4位に「野球選手」(6.2%)と同率で「医者」(6.2%)であった。女子は1位が「パティシエ」(11.0%)で、以下2位「先生」(6.4%)、3位「会社員」(5.8%)、4位「医者」(5.6%)、5位「公務員」(4.8%)という結果であった。

調査結果によると、日本の子どもが将来就きたい仕事について、男子の1位には「会社員」(10.2%)があげられ、以下2位「サッカー選手」(10.0%)、3位「公務員」(6.6%)、4位に「野球選手」(6.2%)と同率で「医者」(6.2%)であった。女子は1位が「パティシエ」(11.0%)で、以下2位「先生」(6.4%)、3位「会社員」(5.8%)、4位「医者」(5.6%)、5位「公務員」(4.8%)という結果であった。
一方で、そのほかアジア太平洋地域の6か国・地域での調査を含めて、「会社員」が将来就きたい職業のトップ3に入ったのは日本のみで、韓国では2位に「芸能人」、シンガポールでは3位に「起業家」、タイでは2位に「アスリート」が入るなど、各国の世情を反映するような傾向がみられた。

今回のランキングデータについて同社では、「日本では国内景気の長期的な停滞感が続くなか、夢を追いかけるのではなく、安定した生活を志向する子どもが増えているのかもしれない。経済成長の著しいアジア太平洋地域各国および地域と、すでに成熟市場となっている日本との違いが、子どもの将来に対する考え方にも現れている可能性がある。」とコメントしている。

今回のランキングデータについて同社では、「日本では国内景気の長期的な停滞感が続くなか、夢を追いかけるのではなく、安定した生活を志向する子どもが増えているのかもしれない。経済成長の著しいアジア太平洋地域各国および地域と、すでに成熟市場となっている日本との違いが、子どもの将来に対する考え方にも現れている可能性がある。」とコメントしている。