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健康

「膝が痛い!」ただの成長痛とあなどるなかれ

【ドイツ発“Elternwissen.com”の記事より抜粋】
子どもが「膝が痛い!」と言ったらどう対処する? 多くの場合、「成長痛」だとして放っておくケースが見られる。成長痛が誰にでもある普通のことだとして、子どもの痛みを成長痛とくくってしまうのは危険かもしれない。その痛みがじつは深刻な病であるケースもありえるからだ。


たとえば成長痛と混同されやすいものとして、ペルテス病(股関節が痛む)やシーバー病(アキレス腱がかかとを引っ張って炎症が起こる)、あるいはすねのシンスプリントなど、さまざまな種類の疾患があり、安易な決めつけはこれらの異常が発見されない原因にもなるという。

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【大人の社会科見学】雪印ビーンスタークの商品開発部で「母乳研究」の神髄を見た!

「赤ちゃんにとって、母乳は最良の栄養です」

――以前、フォローアップミルクの取材で、メーカーである雪印ビーンスタークの担当者はこう繰り返していた。

【関連アーカイブ】
「フォローアップミルク」が正直なところよくわからないのでありのままをメーカーにきいてきた
http://mamapicks.jp/archives/52191951.html


より母乳に近づけることを追求しつつ、さらに母乳には足りない赤ちゃんの必要栄養素をプラスする。何よりも“粉ミルクの開発は母乳研究とともにある”ということで、今回は雪印ビーンスターク社の協力による大人の社会科見学企画として、同社の商品開発部に潜入。母乳研究についてとことんきいてきました。


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スマホでつながる「小児科オンライン」 ――母親たちの不安に寄り添うインフラへの期待

2歳になるまでほとんど病気をしなかった長女が、2歳半を過ぎてからインフルエンザや突発性発疹、最近ではアデノウイルス感染症など立て続けに罹患している。長女は第一子で私自身に経験値がないため、「このままようすをみるべきなのか、今すぐ救急にかかるべきなのか……」とにかく心配で夜も眠れない日々が続いた。

私自身、過去に子宮外妊娠で痛みを我慢したため卵管が破裂してしまい、あわや命の危機、ということを経験しているので、なおさらである。

とはいえ、ほとんどのウイルスには特効薬がなく、基本的には自己免疫で回復するのを待つしかないケースが多いので、体調が悪い子どもをわざわざ病院に連れて行くことは、できることなら避けたいと思う親は少なくないであろう。インフルエンザが猛威を振るっている時期であれば、なおさら小児科に行くこと自体がナーバスになる。

そんななか、とても興味深いサービスがオープンしたことを伝え聞いた。その名もわかりやすく「小児科オンライン」というサービスで、スマホからLINEやSkypeなどを通じて、小児科医に直接子どもの健康状態についての相談ができるというもの。


事前にウェブから予約をする仕組みなので、待ち時間はゼロ。事前にウェブ上から詳しく相談内容が伝えられるので、予約した15分間は小児科医とマンツーマンでじっくり話ができる、というのがサービスの売りである。

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生命保険業界初となる「乳がん検診コンシェルジュ」サービスの提供を開始

メットライフ生命保険では、契約者向けの新サービスとして、乳がん検診施設の紹介から専用コールセンターによる相談、予約代行などが可能な「乳がん検診コンシェルジュ」の提供を開始した。開始当初は都内15施設からスタートし、順次全国拡大していく予定。

検診施設の検索では、検診プランの詳細に加えて、「女医による診察」「女性技師による対応」などをアイコンでわかりやすく掲載し、立地や料金などのスペック情報だけでなく、検査内容から施設情報まで、安心して受診できる医療施設を比較検討できる。さらに専用のコールセンターでは、掲載している医療施設の予約調整はもちろん、検査に関する質問や相談も受け付けている。


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奇跡の水かインチキか!? 話題騒然“水素水”の真実を整水器メーカーにきいてきた

最近何かと話題の水素水。体にいい?疲労が取れる?美肌になる? ……しかしその一方で、「水素水はインチキである」とするご意見もちらほら。我々は一体何を信じればいいのか――


そこで、通販大好き主婦・ナンボ―西澤が久々の出動。業界シェアナンバーワンの整水器メーカー「日本トリム」が開催する、「アンチエイジングと水素」イベントに潜入。水素水の真実に迫ってまいりました!


都内某所。やたら毛の長い犬を連れた老夫婦やら、やたら車高の高いベビーカーを押したセレブママやらが行き交う高級住宅街のオシャレなレストランが、今回のイベント会場。「浄水器販売=シャッター商店街にある謎の空き店舗」というイメージで参加したナンボ―西澤、初手から肩透かしを食らう。


この日のイベントテーマは「アンチエイジング」。着席すると日本トリムさんご自慢の整水器で生成された、できたて水素水がさっそくサーブされる。美味しい。飲みやすい。しかし、「大将、いい水素使ってるねぇ~」とは感じられない。当たり前ですが。

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1グラム単位で授乳量がわかるベビースケールをタニタが新発売

タニタでは、家庭用では国内初となる、1グラム単位で赤ちゃんの授乳量が表示可能な授乳量機能付ベビースケール「nometa(のめた)BB-105」を5月1日から発売する。本製品は、同社が長年培ってきた高精度計測技術を応用し、新生児期におけるわずかな授乳量でも確認できるようにしたことが特徴。


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男性の不妊治療の啓発を目的に、手軽なセルフチェックで精子の濃度と運動率がわかるサービスを開発

リクルートライフスタイルは、スマホで精子の濃度と運動率が簡単に測れるサービス「Seem(シーム)」の提供を開始することを発表した。

同社は男性不妊専門医の監修の下、臨床試験を実施。サービスの提供にあたってまずは4月末からの期間限定で、東京都内・近郊の一部クリニック、薬局にてセルフチェック用のキット一式をテスト販売する。また、利用にあたっては専用のiPhoneアプリをダウンロードする必要がある。(アプリは無料、Androidやその他OSは未対応)なお、個人情報の登録などは不要。


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管理栄養士ママの知恵、時短調理にフリージングのススメ

かれこれ私は、娘のお弁当を幼稚園~小学校卒業まで9年作り続けてきました。そしてこの春、娘は中学生となり、きっと高校もお弁当だろうから、これから6年。さらに小学1年生となった息子が、中学・高校となれば、さらにそこから6年。私は合計21年もほぼ毎日、弁当作りをする計算です。まだまだ折り返し地点、しかも量が増えていくのでしょう。

さて、私は管理栄養士なので、「お弁当がおいしそう」とか「栄養バランスがとれそう」とか「手間をかけていそう」などとよく言われます。しかし実際は、キャラ弁は作りませんし、手間をかけた料理に限って残されるという洗礼を受け、あまり頑張らないことにしました。いえ、正直に言いましょう。手抜きしています。

お弁当には好きなものを多く入れることにしているので、毎日決まって卵焼き、あとは、から揚げや肉だんご、コロッケなど、子どもが大好きなメニューは高頻度で入っています。いたって普通のお弁当を9年間作ってきました。

しかし、ひとつだけ、ちょっとしたコツがあります。
それは、「野菜を事前に調理し、冷凍しておくこと」です。

よく言われることなので、誰でもしていることかもしれません。または「そんなことはわかっているけれど、その準備をする時間がないんだよ」という声も聞こえそうです。

わかります。でもそれをするだけで野菜を簡単に取り入れることができ、1品増やすことができるのです。


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約半数の親が「食物アレルギーが心配で離乳食開始を遅らせた」

粉ミルクブランド「すこやか」「つよいこ」でおなじみのビーンスターク・スノーでは、0~3歳の子どもを持つ25歳~45歳の親、男女400人を対象にアレルギーに関する意識調査を実施、その結果を発表した。

まず、家族について「今現在アレルギーを発症していますか、または過去にアレルギーを発症したことがありますか?」という質問には、【家族の誰もアレルギーを発症していない】という回答が64%だったことから、36%の割合で、家族に1人以上がアレルギーを発症している、ということがわかった。

なお、アレルギーの割合が家族で最も多いのはパパで22%、ついで第1子~第3子が20%、ママが15%であった。さらにアレルギーの発症における親子関係について分析したところ、パパママともにアレルギーを発症している場合、子どもがアレルギーを発症する割合は50%にのぼり、パパのみがアレルギーの場合は30%、ママのみの場合は21%、そしてパパママにアレルギーの発症がない場合でも、11%の子どもにアレルギーの発症があることが明らかになった。



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臨月妊婦でのインフルエンザ顛末記

2月末に第二子・長男を出産した。
第一子は夏生まれ。今回は真逆の季節の出産となったため、マタニティ服から新生児衣類まで、予想以上に前回とまったく勝手が違った。二人目ではあるが「初心者」のように、冬生まれの子どもがいる友人にアドバイスをもらったり、育児本を読み返したりした。

今年は暖冬だったので、新調したマタニティの真冬装備はさほど活躍の機会もなく臨月に至ってしまったが、私にとって暖冬の大きな影響はもっと別のところに出た。

―― インフルエンザの流行タイミングの遅延である。

通常なら年内にインフルエンザ流行宣言が出されるところだが、今年は2月にずれ込んだ。

じつは、私はインフルエンザの予防接種は受けたり受けなかったりだが、今まで一度もインフルエンザにかかったことがなかったので、「インフルエンザなんて海外ではただの風邪扱い。自分が健康で元気であれば大丈夫!」くらいの気持ちでいた。

そして、臨月妊婦にも関わらず、うっかりマスクなしで人混みを歩いてしまった結果、出産1週間前に急な発熱と胃の激痛のため夜中に救急外来に駆け込み、まさかの人生初「インフルエンザ・陽性」の宣告を受ける事態になってしまった……。


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