MAMApicks -子育て・育児・教育ニュース&コラムサイト-

親になったから、見えるものがある。

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英国王室キャサリン妃ご懐妊!“エア姑”に“御用達”目当ても大騒ぎ

英国王室の人気者、キャサリン妃(愛称:ケイト)がとうとうご懐妊。美人でインテリ、現代の英国王室で最も絵になるファッションアイコンであるケイトと、その待望のロイヤルベビーについて、早くも英国では父親のウィリアム王子そっちのけで、さまざまなウワサが飛び交っている。
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「育児は育自」とかって、どうよ。

ひとつ、謝らなければならないことがある。私はここ10年ほどネットで(細々と、時々)子育て界隈の物書きをしている、幸薄い女である。
10年ほど前といえば、育児サイト黎明期、そして初めての子どもを若くして育てていた頭でっかちの私は、いわゆる“意識高い”系の団塊おばさんたちの言説に従順に、「育児は育自」なんていう気持ちの悪いマントラを信じていた。

どうやらこの「子育てを頑張る、子どもと向き合う、それは自分育てに繋がる」という、時代を先取りした“育てゲー”発想は、あの頃1970~80年代に子育てをしていた、向上心あふれ、努力大好きな団塊おばさんたちに共通のものらしい。そういうおばさんは日本にも欧州にもわんさかいて、私はどうにも話が合わない。

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そうだ、ママ友を禁止しよう。

今月、都内の公立小学校にて、保護者同士のいわゆる「ママ友」関係構築について、警告のお便りが配布されたことが話題となった。
【参考記事】異例! 都内の小学校で「ママ友」会合禁止令(dot.)
http://dot.asahi.com/news/domestic/2012100600002.html

学校は保護者の連絡先を書いた名簿などを発行しないので、保護者同士の連絡先交換は自己責任で行い、トラブルが起きても学校は責任を負わない。実質的なママ友禁止令とも呼ばれており、「東京ってそんなことになってるの? 日本のママ友関係コワー」と遠く海外の日本人母までが恐々とする事態になっている。

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日本で子連れが鬱陶しいと思われたり、子離れできない親子関係が作られるのはなぜか?

何かに怒るのって、疲れる。でも、私はずっと怒っていた。

「はぁ?まだそんなこと言ってんの?まだそんなことやってんの?」と日本で起こるあれこれに、わざわざロンドンから噛み付いて、悪態をついていた。

暑いからかな? いや、こっちの夏は長袖必須なほど涼しいぞ。自分が何に腹を立てているのか、自分でもよくわからなかった。でも、悶々と安いサラミを噛み締めていたある時、ようやくわかった。

欧州から日本のニュースを聞く。日本の新聞に目を通し、おもに電子書籍で本を読み、インターネットでテレビ番組をチェックする。ネット上の日本の言論(…と言ったって一部だけど)に目を通す。そこで感じるのは、日本人の中にある独特の「甘え」。それも、「弱者への甘え」だ。

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【英国発教育事情】「市場主義が教育を底上げする!」なぜ英国公教育は失墜し、私立校は成功できたのか? 英国教育界の実力者にインタビュー

英国全土の私立小中高校と東南アジアのインターナショナルスクールを約50校も傘下に収め経営する、コグニータというユニークな投資会社がある。家族経営などの弱小な経営基盤で苦しくなった私立校を買収し、人気校へと刷新して生徒を集め、利益を出すというビジネスモデルだ。

投資先を選択し、保護者や生徒や地域環境に合わせて正しく刷新するためには、「ひと」が財産である。コグニータは単なる投資会社ではなく、現在3,500名にものぼる教育のプロを積極的に採用し、内部でも育成し、経営と教育の両面で「エクセレンス(洗練)」を身につけた人材を、校長・教師又はスタッフとして買収した学校へと送り込む。


傘下の学校は、コグニータから資本、人材、授業カリキュラムなど多面的な改革を受け、規律や校風、学業面で大きな前進を見せ、名門校の仲間入りや返り咲きを果たした学校も数多い。

英国の教育界で広く認知されるコグニータ社、その代表であり、同社設立以前は英国政府の教育監査委員長、Her Majesty's Chief Inspector of Educationとして、英国の教育に40年以上に渡り関わってきたサー・クリス・ウッドヘッド氏に、英国の私立・公立教育について話をうかがった。
(取材:河崎 環)
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子どもにすら受け入れられない残念すぎるロンドン五輪マスコット「ウェンロック」と「マンデヴィル」の不遇

いよいよロンドン五輪が開会、日本勢の進撃が期待される一方、鳴り物入りでデビューしたはずの五輪およびパラリンピックのマスコット、「ウェンロック」と「マンデヴィル」が、不人気のあまり不遇な扱いを受けている。


ちなみにこちらの写真は、開幕前の聖火リレー会場で、飾り付けを待って転がされているウェンロック。児童公園真ん前だというのに子どもが集まってくる様子もなく、担当係員にいたっては名前も覚えていない体たらく(「えーっと、そのデカイ目のヤツ、こっちに持ってきて!」と作業していた)であった。


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ロンドン五輪直前!P&Gによる「ママの公式スポンサー」世界キャンペーンが大きな話題に

ロンドン五輪開会まで、あと1日。聖火もロンドン市内へやって来て大詰めとなり、なでしこの活躍が期待される女子サッカー予選第一戦は開会前に開催と、秒読み感が高まる。

そんな中、ロンドン五輪の巨大スポンサーであるP&Gが打ち出した『Thank you, Mom』キャンペーンのCM動画がフェイスブックや動画サイトで大きな話題となっているのをご存知だろうか。
https://www.facebook.com/thankyoumom

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【英国発】全英の親子に愛される『Charlie and Lola(=チャーリーとローラ)』!その兄妹愛の魅力をイレコミ解説

英国BBCの子どもチャンネルCbeebies(シービービーズ)で毎日放映されている、ファンタジックで可愛らしい兄妹のストーリー、それが'Charlie and Lola'(邦題:チャーリーとローラ)だ。

原作絵本の世界観を大事にし、2次元での重なりのある表現を意識したペーパークラフト的な優しい画面に、色鉛筆書きしたような子どもの絵がヒョコヒョコと躍るアニメーション。声優も、実際に子どもが声をあてている。日本のNHK Eテレでもたまに放映されているのをご覧になった方がいらっしゃるだろう。


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【英国発】大人も子供もロイヤルコスプレ!

2012年のロンドンは、服装もグッズも愛国心を高揚させる英国旗柄や赤白青のロイヤルカラーでてんこ盛り。

というのも、6月2日を皮切りに4日間に渡って行われてきた英女王即位60年記念式典(ダイヤモンドジュビリー)と、夏のロンドンオリンピックとで、ロンドン全体がすっかり祝祭ムードに包まれ、大人も子供も犬も(その他も)、積極的に英国旗モチーフで着飾り祝意を表しているからなのだ。つまり、ロイヤルコスプレが公認されているということ!

dailymail

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本場英国では想像し難い日本のトーマス&チャギントン狂想曲 ~キャラクターを「消費」する国ニッポン~

鉄道やクルマ、飛行機、ロボット、ギター、電子機器に時計に武器と、男子は子どもからオトナまで、なぜか金属モノが大好きという傾向がある。機嫌が悪いときは、だいたいちょっと新しい金属(ミニカーとか)でも渡しておくと、途端に静かになるから、金属には彼らの心を落ち着けウットリさせる何やらが宿っているらしい。

金属が好きな男子は、当然金属への思い入れもハンパないので、それらを擬人化して考えることにも抵抗がない。正面にリアルなドでかい顔がついてるわ、喋るわ、妬むわ、スネるわ、の『機関車トーマス』を初めて見たとき、おそらく女子はみんな「何コレ?」と度肝を抜かれたはずだが、男子はすんなりと受け入れる。あの強烈な顔付き機関車を、子どもでありながら泣き出さずに抵抗なしに受け入れられるメンタリティって結構スゴいと思うのだが、どうだろう。

thomas

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編集長:深田洋介

学研の編集者を経てネット業界に。育児、教育分野を中心にネットメディアで10数年にわたり活動中。思春期の娘の父。

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新聞記者、アメリカ留学を経て、2010年第一子出産。育児、教育分野の取材を続ける。南アフリカで4年間の駐在を経て現在米国在住。

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フリーライター。二児(男児)の母だが、実家が近いのをいいことに母親仕事は手抜き気味。「サイゾーウーマン」等でも執筆。

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子どもが1歳半になったころから“子連れ出勤”を開始、日々をブログ「1歳からの子連れ出勤」に綴る。夫と娘の3人暮らし。

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編集者&ライター、気象予報士。母親向けお天気教室の講師や地域向け防災講師も務める。家族は夫と2014年生まれの長女、2018年生まれの長男。
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