「これぞ次世代の名作!」と思えるような素晴らしい絵本を紹介すべく、100人以上の絵本作家を取材した経験を持つ筆者が、独断と偏見からいちおし絵本作家にフォーカスする、「今どき絵本作家レコメンズ」。

今回は、『でんしゃにのって』や『どんどこももんちゃん』など、数々の名作を生み出してこられた絵本作家、とよたかずひこさんへのインタビューが実現。「ももんちゃん」シリーズの誕生エピソードや赤ちゃん絵本の魅力などについて、たっぷりと伺った。赤ちゃん絵本が「もっかい!」と繰り返しリクエストされる理由とは……?


とよた かずひこ
1947年、宮城県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。二人の娘の子育てを通して絵本創作を始める。主な作品に『どんどこももんちゃん』(第7回日本絵本賞)などの「ももんちゃんあそぼう」シリーズ、『おにぎりくんがね・・』などの「おいしいともだち」シリーズ(以上、童心社)、『やまのおふろやさん』などの「ぽかぽかおふろ」シリーズ(ひさかたチャイルド)、『でんしゃにのって』などの「うららちゃんののりものえほん」シリーズ、『コトコトでんしゃ』などの「あかちゃんのりものえほん」シリーズ(以上アリス館)などがある。

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