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親になったから、見えるものがある。

おけいこ

親のエゴか親の務めか? ―― 親になって思う、子の習い事

先日、せたがやこどもプロジェクト2014「日野皓正 presents“Jazz for Kids” 10th Anniversary Concert」を観賞してきた。

日本を代表するジャズトランペット奏者・日野皓正氏を初めとするジャズミュージシャンたちによるライブ、そして世田谷区内の中学生たちにより結成され、日野氏がそのワークショップの校長を務める“DREAM JAZZ BAND”によるコンサートで構成されるプログラムだ。


2005年から始まったこの取り組みが今年10周年を迎え、その記念公演という名目でもある今回のコンサート、友人から「面白そうだから見に行ってみない?」と誘いを受けてホイホイと付いていった。

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今どきの習い事考 ――大切なのはなんだろう?

なんだか、世の中の習い事が、多すぎる気がする。
……というのは、今に始まったことじゃなくて、私が子どもの頃から評されていたことだ。

当時は「教育ママ」という表現が一般的で、習い事をたくさんやらせる親は、詰め込み型でギチギチで勉強第一主義で厳しくて……という典型的なイメージがあった。

ところが、母になってみたら、意外にもそういう「教育ママ」には出会わないもので、習い事をめぐる状況も、必ずしも、そんな詰め込み気質からくるものではないことに気付いた。


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共働き家庭、幼児教育を考える

先日、保育園に行くと、息子のクラスに粘土作品が展示されていた。
なにしろ年少さんが作るものなので、作った園児の名前とともに何を作ったのか、先生の字で添えられていた。
息子のそれは、なんと形容したらいいのだろうか……スライム状の、ドラクエに出てくるはぐれメタルのような形の、薄くこんもりとした何かが作られていたのだが、紙を見ると「おやま」と書かれていた。なるほど、間違ってはいない。

「あのねえー、ちっちゃい、ちっちゃい、おやまなんだよぉー」

私の「どんなおやまなの?」の質問に息子はそう答えた。
それは何かで読んだ「子どもの描いた絵などに『じょうずね』と能力を褒めるのではなく、がんばりを褒めた後にプロセスを聞き出せ」というのを思い出していたからだ。

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家計に占める子どものおけいこ事の費用は平均6.3%、世帯年収での相関は見られず

アクサダイレクト生命では、0~9歳児の母親2,080人に対し「子どものおけいこ事に関する意識調査」を実施した。

まず、調査対象のうち、未就学児の0~6歳児をもつ家庭に現在習わせているおけいこ事についてきいたところ、もっとも多かったのが「水泳」で34.0%、「体操」(16.5%)が続き、以下、「通信講座」(16.3%)、「英語・英会話」(15.9%)、「幼児教室・学習塾」(13.4%)であった。


一方で、調査対象のうち、7~9歳の小学生児童をもつ家庭に、「早くから習わせずに後悔したおけいこ事」についてきいたところ、第1位は「水泳」(21.3%)であったが、第2位に「習字」(7.9%)、第3位に「そろばん」(6.1%)をあげており、未就学児に人気のおけいこ事とはやや相違があることが明らかになった。

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