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こども園

こども園に入れたい ――勤務実績があるのに求職中とみなされる現実


こども園に入れたい。今空いている4歳児の枠を3歳児(うちの子)に分けて欲しい。

―― 認可保育園の熾烈な競争にしっぽを巻いて逃げてから早2年だ。
その間子連れ出勤だ在宅ワークだと、周囲の協力を受けながら細々と働いているが、本当はもっと長時間働きたい&時間が欲しいのが本音。

現在娘が通う幼稚園には延長保育はない。
幼稚園を決めるとき、預かり保育がある園も3ヵ所受けたが、共働きで保育園に入れなかった方たちが押し寄せ、倍率が信じられないほど高く、「幼稚園くらいスルスル~っと入れるかな~」と悠長に考えていた我が家はあえなく惨敗した。

現在通う園は自宅から最も近く、専業主婦という選択をしていたら間違いなく最優先となる園だったが、仕事の勤務時間や職場の場所を考えなければならなかった私の場合、最も行かせたい幼稚園とはならなかった。現在は13時45分のお迎え時間に向け、パート先を13時に出てお迎えをする日々だ。

正直、朝10時に出勤して13時に帰宅するのは労働時間としてはちょっと短い。せめて16時くらいまで働けたらどんなにいいか、効率的かと感じる。そして、この3時間という労働時間がこども園の入園に際してネックになる……。

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新・子育て支援制度に関する広報冊子を公開

内閣府は、来年度からスタートする新たな「子ども・子育て支援制度」に関する広報冊子「なるほどBOOK」を作成、自治体や子育て支援施設で配布するほか、内閣府のホームページからも閲覧・ダウンロードができる。

「子ども・子育て支援法」は平成24年8月に成立し、来年度・平成27年4月から本格スタートするが、この新制度の財源には増税した消費税が充てられる。その財源による取り組みを解説する内容が、イラストや図版付きで紹介されている。

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「幼稚園が夏休みだから保育園に通わせている」のナゾ

ある平日の日中、電車に乗っていたら、途中でサラリーマンらしき男性3人組が乗ってきた。会話が聞くともなしに聞こえてくる。時節がら、話題は各家庭の夏のすごし方に。

A氏「ウチの子は、ベランダにビニールプールを出して遊んでいますよ」
B氏「そうだよねー毎日暑いからねー。Cさんちの子は、何歳だっけ?」
C氏「ウチは5歳です」
A氏「幼稚園?」
C氏「はい、普段は幼稚園なんですが、今、夏休みだから保育園に通っているんです」
A氏・B氏「ふーん、そうなんだ」


……???????

私の頭はハテナマークでいっぱいだった。
「え?それってどういうことなんですか? 幼稚園が夏休み期間、預けられる保育園なんてあるんですか?」思わず聞いてみたくなったが、ここは電車の中。相手は見ず知らずの人。ヘンなおばさん、と思われないよう気持ちを抑えた。

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【番組予告】生討論!ニコ生で「子ども・子育て新システムって結局どうなんですか?」

消費税増税問題を中心にテレビ・新聞で何かと取りざたされる「社会保障と税の一体改革」問題は、5月8日から国会審議入りした。審議入りした法案のなかには、私たち子育て世代も無関心ではいられない、「子ども・子育て新システム」関連3法案も含まれている。

3法案の趣旨は、内閣府のホームページによると、
「すべての子どもの良質な成育環境を保障し、子ども・子育て家庭を社会全体で支援することを目的として、子ども・子育て支援関連の制度、財源を一元化して新しい仕組みを構築し、質の高い学校教育・保育の一体的な提供、保育の量的拡充、家庭における養育支援の充実を図る。」
というもので、子どものための現金給付や教育・保育給付の整備、また幼稚園・保育所の機能を一体化した「総合こども園」の創設が柱となる。

しかし「子ども・子育て新システム」については、言葉がひとり歩きしている感が否めなく、その全容が当事者である私たちにあまり知られているとは言い難い。

nikonama
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