ikumen

“イクメン”の意味が分からない。

正確に言えば“イクメン”というラベルが指し示すところの意味が分からない。その言葉自体はすでに社会性をまとい、ひろく認知もされ、承前として使用されまくっているのは知っているものの、いまひとつピンと来ない。空疎な響きの中にエッチなつけ麺(ちょっと伸びてる)を想像してしまうくらい、イメージが沸かない。

無理やり人間を想起しようとすると、皆「白いフレッドペリーのポロシャツをユニクロチノにインしてかわいいベビを乗せたマクラーレンを押し歩く、笑顔のひろみちおにいさん」になってしまう。それってちょっとステキっぽいけど、実際何をどうしたら“イクメン”なんだかやっぱりサッパリ分からない。

と、モヤモヤしていても何ら生産性はないので、まずは正確なところの“イクメン”の意を捉えてみたいと思う。謙虚に。その後に謹んでディスらせていただいても遅くはないだろう。続きを読む