MAMApicks -子育て・育児・教育ニュース&コラムサイト-

親になったから、見えるものがある。

クラウドファンディング

ブルーな日にも「カワイイ」の選択肢を。初経準備セット「First Luna Gift」がローンチ!


小4の娘が「可愛い文房具が欲しい」とお小遣いを持って出かけることが増えたこの頃。
私たちの子ども時代より性能もデザインも格段に進歩し、親目線で見ても面白いなと新製品を定期的にチェックするように。ある日、Instagramで見かけた製品に「これ可愛い!」と射抜かれたが、よくよく見てみると文房具ではなく、生理関連の雑貨のよう。

初めての生理を迎える女の子のための「First Luna Gift」というセットで、プロジェクト名はサンスタールナ。運営元のサンスター文具といえば、日曜の朝、テレビ朝日系列アニメや特撮番組の放送枠、通称“ニチアサ”の提供でもお馴染み、老舗文房具メーカーだ。

こんな面白そうなプロジェクトをやっているなんて……と関心を抱き、即時に取材をオファー。オフィスにお邪魔するとプロジェクト担当の今鉾さん、兼さん、そしてプロジェクトのマスコットキャラクターでサンスター文具の見習い社員でもある、「るなむー」が出迎えてくれた。

続きを読む

「ワンオペ育児は不自然」となりそうな研究のクラウドファンディングをしてみた


クラウドファンディング、やったことはあるだろうか。
いわゆるネットで集める寄付や投資のことで、一般的に協力者は何かしらリターンとなる見返りをもらうことができる。まあ、ふるさと納税みたいなものか。

私のサイフの紐はけっこうカタめなのだが、「ワンオペ」とか「つわり」などのワードを見ると、共感を通り越して思考停止し、勝手な使命感にかられる。

先日、編集部を通して「新生児の生活リズムの形成過程を知るため」、ゆくゆくは「行動生理学的にみて母親のワンオペ育児は不自然なのでは?」という仮説を証明するため、研究者がクラウドファンディングを募っているということで、千葉大学までお話を伺いに行ってきた。

【関連記事】
「ワンオペ育児はやっぱり無理ゲー!」に関する科学的検証が始動まぢか
http://mamapicks.jp/archives/52246811.html

研究のテーマをざっくり説明すると、人類はワンオペ育児よりアロマザリング(母親以外の大人も共同で子育てすること)が適しているのでは?というもので、本研究はその証明の第一歩となりうるものである。

具体的には新生児の赤ちゃんに母親だけが昼夜つきっきりの場合と、父親などのほかの大人が介入した場合、赤ちゃんの生活リズムの作られ方に差はあるのかを調べるもので、被験者は妊婦、夫、お腹の中の赤ちゃんの3人。出産後も調査を続ける長期戦で、合計約1年ほど生活リズムを測定するという。

続きを読む

「ワンオペ育児はやっぱり無理ゲー!」に関する科学的検証が始動まぢか

世の中の母親たちはぎりぎりのところで頑張っている。そして常に思っている。

「ワンオペ育児なんて無理ゲーだ」

いやほんと、そのとおりである。
出産で大ケガをしているような状態の体で、体内から母乳を分泌し、それを徹夜しながら与えるだなんて、命を削る行為以外の何物でもない。母親はアンパンマンかっつうの! ……いや、ワンオペ育児の母親はアンパンマン以下かもしれない。力が出なくても誰も新しい顔をよこしてくれないんだから。


そして、赤ちゃんは歩くこともできなければしがみつく力すらない。
抱っこしないとろくに移動できないくせに、抱っこの主要な担い手とされている母親はホルモンの影響で腱鞘炎になりやすくなるって、仕様として矛盾しまくっているだろう!

実際、人類学の観点からもワンオペ育児では無理があるといわれている。
そもそも人類は、狩猟採集の歴史が長かった。猿人として登場したのが約700万年前で、そこから農耕が始まる約1万年前まで、男性は狩りに出て家から離れ、女性は家の近くで採集を行いながら“共同育児”をしていたのだ。

農耕生活が始まったのだって、人類の長い歴史からすればつい最近のこと。核家族で、しかも共働き世帯が主流という現代の家族形態なんて、そこから考えるとどれだけ特殊なのか、という話である。体の仕様が追いついていないのも当然だ。

続きを読む
フリーワード検索


MAMApicksソーシャルアカウント

最新記事
月別バックナンバー
執筆者一覧

MAMApicksって何?

編集長:深田洋介

学研の編集者を経てネット業界に。育児、教育分野を中心にネットメディアで10数年にわたり活動中。思春期の娘の父。

藤原千秋

おもに住宅、家事まわりを専門とするライター・アドバイザー。2001年よりAllAboutガイド。三女の母。

河崎環

教育・家族問題、世界の子育て文化、書籍評論等、多彩な執筆を続ける。家族とともに欧州2ヵ国の駐在経験。

江頭紀子

経営、人材、ISOなど産業界のトピックを中心に、子育て、食生活、町歩きなど のテーマで執筆。二女の母。

狩野さやか

ウェブデザイナー・ライター。技術書籍やICT教育関連の記事を中心に執筆。著著に『ふたりは同時に親になる 産後の「ずれ」の処方箋』。

恩田和

新聞記者、アメリカ留学を経て、2010年第一子出産。育児、教育分野の取材を続ける。南アフリカで4年間の駐在を経て現在米国在住。

西澤千央

フリーライター。二児(男児)の母だが、実家が近いのをいいことに母親仕事は手抜き気味。「サイゾーウーマン」等でも執筆。

川口由美子

管理栄養士としてメーカー勤務の後、独立。現在は雑誌やWEBで活動。夫の転勤に伴い2004年よりアジアを転々と。二児の母。

ワシノミカ

フリーデザイナーとして活動後、TV各局のWEBセクションを転々とし、現在はWEBディレクターとして活動中。二児の母。

真貝友香

ソフトウェア開発、携帯向け音楽配信事業でのSE業務を経て、マーケティング業務に従事。現在は夫・2012年生まれの娘と都内在住。

大野拓未

米・シアトル在住。現地日本語情報サイトを運営し、取材コーディネート、リサーチなどを行う。家族は夫と2010年生まれの息子。

福井万里

大手SIerのSEから、東日本大震災を機に退職し、ライター活動を開始。2012年に結婚&長男を出産、その後シングルマザーに。

大塚玲子

編集者&ライター。編プロや出版社勤務経験後フリーに。結婚、離婚や子ども、家族をテーマにした仕事を数多く手がける。

加治佐志津

絵本と子育てをテーマに執筆。これまでに取材した絵本作家は100人超。家族は漫画家の夫と2013年生まれの息子。

西方夏子

フィンテック系企業に所属。ワーキングマザーとしてフリーランスと会社員の両方を経験。夫の海外赴任に帯同中、2012年ドイツで長女を出産。

森田亜矢子

コンサルティング会社、リクルートを経て、第一子出産を機に退職。現在は食育・マザーズコーチング講師、ライターとして活動。

望月町子

子どもが1歳半になったころから“子連れ出勤”を開始、日々をブログ「1歳からの子連れ出勤」に綴る。夫と娘の3人暮らし。

斎藤貴美子

コピーライター。得意分野は美容。最近日本酒にハマり、主に飲んで勉強中。これからの家族旅行は酒蔵見学。二児の母。

今井明子

編集者&ライター、気象予報士。母親向けお天気教室の講師や地域向け防災講師も務める。家族は夫と2014年生まれの長女、2018年生まれの長男。
ニュース配信中
livedoor
ameba
mixi