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コミュニティ

【書評】『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』――私たちが直面する「壁」にリンクするトピックが随所に綴られる

4月の小学校入学から半年が経った。

入学前からやんわり聞かされてはいたものの、配布されるプリントが多い、準備する持ち物が多い、PTAの活動や保護者会などで親の稼働が増える、夏休みなど長期休みは学童用のお弁当を毎朝用意しなければならない……など、小学校には数多の試練が待ち受けており、「小1の壁」というやつをことごとく体感した一学期。

一方、当事者である娘といえば、学校と学童という新しいコミュニティがふたつもでき、保育園時代のように昼寝もなくなり、体力的にはかなり消耗した様子ではあったものの、ものすごい順応性を発揮して、学校でも学童でもよろしくやっている。

ノートラブルとはいかないまでも、生活面でも成長面でも彼女にとってはよい変化が多く、子育てのステージが一段上がったかも!なんて感じていたこのタイミングで出会ったエッセイが、今の気持ちにとてもフィットする良著だったのでご紹介したい。

あまりの面白さに怒涛の勢いで読了し、購入してから現時点でもう3~4回通しで読んでしまった、『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』(ブレイディみかこ/著 新潮社)は、ジャンルとしては「子育てエッセイ」なのだけれど、今まで数々読んできた育児本とは一線を画す、異質とも言える存在だ。


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「ソーシャル・コミュニティ」の活用実態 利用者の半数が「リアルなコミュニティのストレス解消に役立つ」

生活者の意識・実態に関する調査を行うトレンド総研では、「主婦たちのソーシャル・コミュニティ事情」をテーマにレポートを発表した。

「ソーシャル・コミュニティ」とは、親族やご近所、ママ友やPTA、あるいはパート先といったリアルなコミュニティとは別に、自分のアバターやキャラクターを通じて、インターネットの仮想コミュニティ上での友だちとチャットをしたり、ゲームをしたりといったコミュニケーションを楽しむスタイルのこと。

同レポートでは、実際に「ソーシャル・コミュニティ」を利用している20~40代の既婚女性500名を対象に、「ソーシャル・コミュニティの活用実態」についての調査を実施した。


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