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親になったから、見えるものがある。

サブカル

ギークなお母さんは好きですか? ~「ギークマム」を読んで子どもと遊んでみた~

このところ、正直行き詰っていた。
“必殺・イヤイヤ期”の息子は日に日にボキャブラリーを増強し、もはや無敵となった3歳児とどう向き合っていいのか、私は完全に方向を見失っていた。

言うことをきかない子を叱れば、「ああ、これってあんなに怒らなくてもよかったよな」と自分が落ち込んで泣くし、今日は叱らないで過ごす!と決め込んで対応すれば、ストレスが上限に達し、気分が落ちて、やっぱり泣く。
どっちにしろ家に帰ると妻が泣いているのだ。夫の心中、お察しします……としか言えない当事者である。

そんなある日、夫が出張中に彼あてのAmazonのダンボールが届いたので連絡すると「あけていいよ」との返事。どれどれ?とあけてみると、入っていたのは、オライリー・ジャパンから出ている「ギークマム」という本の和訳書だった。


『ギークマム――21世紀のママと家族のための実験、工作、冒険アイデア』(発行:オライリー・ジャパン)

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平成サブカルお母さん考 ~わかるヤツだけわかればいい~

『カフェでよくかかっているJ-POPのボサノヴァカバーを歌う女の一生』(渋谷直角 著/扶桑社)、最近話題のこの漫画、ご存知だろうか。

一部店舗限定で、表題どおり“ボサノヴァカバー”された『今夜はブギーバック』(歌:久保ミツロウ・能町みね子・渋谷直角)が付いてくるということで、予約して発売日にヴィレッジヴァンガードに急いだ。



90年代を思春期として過ごした世代で、なおかつ、ピチカート・ファイヴ、カヒミ・カリィ、フリッパーズ・ギターなんて名前を出したらグサグサ刺さるような方であればお勧めしたいのだが、読後数日は立ち直れなくなるかもしれない。

あの、壮大なモラトリアム感が漂っていた90年代の、「ほかとは違う私でいたい」「何者かになりたい私」というハリボテの「売れたい願望」。アレはいったいなんだったのだろうか。

過去を全否定して、「いやー、そんな時期もありましたよね、今は普通のお母さんやってますけど」というのは簡単だが、それはあなたや私の紛れもない青春時代のお話であるので、以下いろいろ、きちんと背負ったまま話を進めて行きたい。

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学研の編集者を経てネット業界に。育児、教育分野を中心にネットメディアで10数年にわたり活動中。思春期の娘の父。

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フリーライター。二児(男児)の母だが、実家が近いのをいいことに母親仕事は手抜き気味。「サイゾーウーマン」等でも執筆。

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子どもが1歳半になったころから“子連れ出勤”を開始、日々をブログ「1歳からの子連れ出勤」に綴る。夫と娘の3人暮らし。

斎藤貴美子

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編集者&ライター、気象予報士。母親向けお天気教室の講師や地域向け防災講師も務める。家族は夫と2014年生まれの長女、2018年生まれの長男。
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