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親になったから、見えるものがある。

サンタクロース

クリスマス商戦狂想曲 ~「親バカ」を笑われていないか?~

「じゃあこれをお願いします。」
「こちら、お車ついておりませんがよろしいでしょうか?」
「……。」
「ですから、こちら、小さなお車で遊んで頂くようになっているんですが、お車は入っていないんですね。プレゼントでしたらこのようなお車のセットもご一緒にされると喜ばれるかと思いますが。」
「とりあえずこっちだけ買って聞いてみます。」

デパートのおもちゃ売り場で、メモを手にしたおじいちゃん。ミニカーセットは付けずに、孫に頼まれたであろう商品だけを購入して去って行った。「祖父母層にはどんどん買わせちゃおう!」という気満々の店員さんに屈しないおじいちゃんの態度に心で拍手。

デパートの現実


12月に入ると、デパートのおもちゃ売り場は、孫に頼まれたものを探す祖父母世代、サンタクロースにお願いするものを「下見」する親子で賑わう。今やおもちゃも量販店で定価より相当安く買えることを親たちは知っている。

デパートは、定価で買ってくれる祖父母層に期待をかけるから、店員さんが、同梱されていない人形や車、ちょっと高級な電池をついでに購入させたくなる気持ちも、まぁわかる。

うちも、所用ついでにデパートでサンタさんにお願いするおもちゃをチェック。既に決めていた憧れの商品のサンプルを触って感激する息子の横で、ふと値札に目をやり驚いた。量販店の広告で見た金額より2000円以上高い!おぉ、これが定価の世界か……。

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「出張サンタ」もある本場フィンランドの子どもたちのクリスマス

毎年11月下旬の日曜日、各地で「Joulunavaus ヨウルンアヴァウス(クリスマスの始まり)」と呼ばれるイベントが催され、本格的なクリスマスシーズンが始まります。

ヘルシンキでは、大聖堂前の広場でセレモニーが行われ、ラップランドからサンタクロースがやって来て街をパレードします。毎年、沿道には我が子に一目サンタクロースを見せようと集まった人々で賑わいをみせます。
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親になり、私たちは「サンタ行為」の代行者となる

幼い頃の記憶を辿るに、サンタクロースは我が枕元に3回は来た。4回来たかどうかは分からない。4歳以前の記憶が無いからだ。でも5歳、6歳、7歳の3回は、とりあえず、確かに来た。来たけど、願いはことごとくズレたかたちで実現された。

筆者は物心ついた時点でサンタの実在を強く確信しており、前もって手紙をしたためることで、彼が遅滞なく欲望を叶えてくれることを願っていた。5歳時欲しかったモノは本物の『魔法のステッキ』で、6歳は『永遠の命を約束する特別な食べ物』、7歳では『SONYのウォークマン』(ここだけ俗)。しかしいずれも「敢えて現実的(?)なモノで言えば」であり、一人っ子だった筆者が本当に欲していたのは、「妹」だった。

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クリスマス前に必見!サンタクロースが自宅に来たときの証拠写真が撮れるアプリ登場

サンタクロースを信じる子どもの夢を叶えるアプリ

クリスマスの朝、枕元のプレゼントを見つけて喜んでいる子どもから、「サンタさんいつ来たの?」「本当に来たの?」と聞かれて、返答に困ってしまった経験があるパパやママは意外に多いかもしれない。

そんな悩みを解決するアプリが、撮影プロダクションのオウル(本社:東京都江東区)が開発し、11月9日から発売したiPhone/iPod touch用アプリ「SantaCollage(サンタ コラージュ)」だ。サンタクロースが自宅に来たときの証拠写真が撮れる。

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学研の編集者を経てネット業界に。育児、教育分野を中心にネットメディアで10数年にわたり活動中。思春期の娘の父。

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