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【プレビュー】NHKスペシャル『ニッポンの家族が非常事態!? 第1集 わが子がキレる本当のワケ』 ――思春期の異変に科学で切り込む

「うっせーんだよ!!」
「○△□¥※……!!! あんたが×××じゃないかーーっ!!!」
「てめぇ、***……だぞっ!!!」
続いてズドン、ドスンという音……。

……またはじまった。同じマンションの、とある部屋からしばし聞こえてくる、母と娘の罵詈雑言。

いやいや、ヒトゴトではないぞ。わが家の中1女子もそろそろそんな時期。
「ウザイ」
「ウッセ」(うるさい)
怒鳴りはしないものの、ボソッとつぶやく頻度が増えてきた。

いや、わかりますよ、私だって中学生の頃、とくに母親に反発していたし。
でもなぁ。今はわたしが思春期を過ごした時代と違って、ネットやスマホなどがあるし、塾や習い事で余裕がないようにも見えるし、子どものストレス度もかつてよりずっと大きいのでは?

そう思うと、自分が通ってきた道とはいえ、思春期のわが子への不安や心配も大きくなる。そして、どうしても、「育て方が悪かったのかな」と、自分を責めてしまいがちだ。


そうした不安に科学的な切り口で、親にある種の「安心感」と「納得感」を与えてくれるのが、6月10日(土)に放送予定のNHKスペシャル『ニッポンの家族が非常事態!? 第1集 わが子がキレる本当のワケ』だ。



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ゲームと子どもと夏休み ――「ポケモンGO」と過ごした1ヵ月


「わー!もうちょっとなのに!」
「ママ、ちょっと貸して、おれがやるから!」
「もうちょっとだから!あ、でも急いで!遅れちゃうから、わー!」

子ども二人を連れて登園中、先に立ち寄った次男の保育園の玄関先でのこと。
年長さんくらいの男の子とママ。
自転車で登園してきて降りたところで、スマホと格闘している。

どうかしました?と話しかけようとしたとき、長男が先に画面を覗き込んでいた。

「あ、ポケモンやってる!」

この親子、そういえば最近よく近所で見かけていた。
自転車の後部座席に乗った男の子がずっとスマホをいじっている。
信号待ちでチラッと見たところ、モンスターボールを投げているのを確認できた。

「ちょっとかして?」

私が次男をベビーカーからおろしている間に、長男が勝手にその親子の間に入り込んでポケモンを捕まえようとしていた。

「スーパーボールにとりかえるでしょ? “ズリのみ”はこうやってつかうんだよ!」

長男のレクチャーに、その母親は感心していた。あまり取説を読まないままゲームを始めていたのだろう。

「あ、またボールからにげちゃった」

人様のモンスターボールをムダに消費するのもどうかと思い、最終的には筆者に代わってもらい、一発で仕留めた。

相手はCP 500のゴルダックだった。どうってことはない。


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寝る前の絵本読みに疲れたらこれ! スマホの基本機能でゆったり影絵タイム

子どもが寝る前の絵本タイム、親子で本の世界を楽しみつつ、子どもが頭を休めてスムーズに睡眠に入っていく大切な時間でもあります。……と言うと、なんだか素敵そうですが、これ、毎日のことですから、そうそう「素敵」だけで済むわけではありません。

読みながら親の方が寝てしまって絵本を顔面に落とすこともあるし、機嫌が悪くて気がのらない時もあれば、サボりたくなることも必ず出てきます。子どもの年齢が上がるにつれて絵本の文章量は増え、文字がわかってくると、「こっそり読み飛ばし」技も通用しなくなります。へとへとだと「ごめん今日は短いの限定で!」と、言ってみたり……。

■寝る前に動画を見せて大失敗


そんな毎晩の寝る前の時間。たまには楽をしようと、絵本の代わりにひとつ動画でも見せちゃおうかな、という気にもなります。今はスマートフォンひとつで、良質な動画コンテンツを簡単に見ることができます。

私も実はYouTubeのディズニー公式チャンネルで「くまのプーさん」のムービー集を見つけた時、ついプーさん好きの息子に見せたことがありました。

プーさんならふんわりした雰囲気だしまぁいいかな、と、絵本の代わりに寝転がったままiPhoneを持って……。もちろん息子は大喜び。でも、どうも見終わったときにむしろ覚醒しすぎてしまっている感じがある。子どもの頭が寝る方に向かっていなくて、ちっとも落ち着きません。

……これは困ったなぁ、やっぱりよろしくなかったか……。どうも、動画コンテンツというのは、話の内容に関係なく、頭を休めるには情報量が多すぎるようです。

動画はやめよう、でもたまにはスマートフォンの力を借りてでも、ちょっと手を抜いて絵本代わりに過ごせるゆったりタイムはないものか……。そこでたまにやるようになったのが、この「影絵」タイム。


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乳幼児のスマホ利用実態、画面ロック解除も約2割が「できる」

モバイル専門の消費者動向や市場調査を行う研究機関であるMMD研究所では、インテル セキュリティと共同で「乳幼児のスマートフォン利用実態に関する調査」を実施し、その結果を発表した。調査対象は0~6歳の乳幼児がありスマホを所有する20歳~49歳の女性で、有効回答数は2,190人。


調査ではまず「子どものスマートフォン利用開始時期」についてきいており、最も多かった年齢は「2歳」の19.7%、続いて「1歳」の18.9%で、「0歳」(8.4%)を合わせると、半数近い47.0%の乳幼児が、2歳までにスマートフォンに接触していることがわかった。一方で6歳までに「見せたり、触らせたりしたことはない」という回答は20.0%であった。

次に、子どもが日常的にスマートフォンに触れていると回答した人(N=1,596)を対象に、スマートフォンを誰と利用することが多いかを複数回答できいたところ、最も多かったのは「自分(母親)」(68.5%)であったものの、「子どもひとりで」という回答も半数近い49.6%にのぼり、「父親」(31.5%)、「兄弟・姉妹」(12.4%)が続いた。

さらに「子どもひとりで」という回答を年齢別で見ると、2歳児では約半数に至る48.4%、3歳以上になるとすべて50%を超えていた。

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定額制動画配信サービス「dTV」は子育て層向けコンテンツも充実

2015年は「Amazonプライムビデオ」のサービス開始や「Netflix」の上陸など、いわゆる“定額制動画配信サービス”に注目が集まった。そんななか、比較的子育て層との相性がよいラインナップが充実している国内最大の動画配信サービス「dTV」をピックアップしたい。

「dTV」では、Eテレの『おかあさんといっしょ』ファミリーコンサートや最新ソングブックをはじめ、『いないいないばぁっ!』の作品、「アンパンマンチャンネル」やアンパンマンの映画作品、あるいは『きかんしゃトーマス』など、幼少期のお子さんを持つご家庭ではおなじみの動画コンテンツも多数配信しているのが特徴だ。

(C)2009 NHK
(C)やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV (C)アンパンマンデジタルLLP
(C)2015 Gullane (Thomas) Limited.


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スマホで子どもの日常ムービーをDVD化できる動画版フォトブック的アプリ『filme(フィルミー)』

それは運動会の前の晩のこと。
届いたばかりの外付けハードディスクドライブを出して、ごそごそしている夫の姿があった。

「なにやってんの?」
「いやあ、iPhoneの容量やばいからさ」

私も過去に経験がある。
子どもの運動会で、いざ動画をとろうとiPhoneを取り出したら、容量オーバーで撮れなくなって慌てた。

ビデオカメラや一眼のムービーで回したほうがきれいだろう、という指摘はごもっともだが、とかくスマートフォンで子どもの動画を撮影してしまうことは、みなさんも経験があるだろう。

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【レポート】「スマホで年賀状」撮影イベント@自由が丘に行ってきた

11月も半ば。ハロウィンも終わり、クリスマス、お正月までにはもう少しある。
ん、もうそろそろアレの季節? そうだ、年賀状!

今年もやっぱり例年どおり写真入り年賀状にしようか……さて、どの写真を使おうか。

新生児期は、必死で一眼レフを構えてこれでもかというくらい娘の姿をカメラにおさめていたのに、今ではもっぱらスマホでぱしゃぱしゃ。それも近頃では動きが激しくなって、ブレていたり、カメラ目線でなかったり、とカメラロールを見渡してもなかなか年賀状に使えるいいショットがない……。

かと言って、写真スタジオでお金をかけてわざわざ撮影するほどのことではないしなあ……どうしようか?と考えていた矢先のこと。

自由が丘の人気親子カフェ「スペースジョイ」が、年賀状アプリ「スマホで年賀状 2016」とコラボ企画で、プロカメラマンによる無料撮影会を実施するとのことで、一体どんなものかと見学に行ってきた。


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夏休みの自由研究にもまだ間に合う! 「スマホde顕微鏡」で気軽に観察

子どもはおもちゃが好きなのと同じくらい、「本物っぽいもの」も、大好きです。大人が使う専門性の高そうなものほど、なんだか格好よく見えるもの。

最近、漫画の伝記で野口英世を知った息子が、顕微鏡にちょっぴり興味を持ったようす。そうです、野口英世といえば横に顕微鏡が描かれているのが常。研究者のマストアイテムのような格好よさがあります。

親としては、こういう好奇心を満たすものならおもちゃより断然いいなぁと、つい買ってあげたくなりがちです。しかし、顕微鏡は精密機器。小学生の頃、理科室でもかなりスペシャルな扱いを受けていたのを思い出します。「レンズを触るなー」「プレパラートにかぶせるカバーガラス割るなよー」と先生が言っている先からプチっと割れるカバーガラス……。デリケートです。そしてやっぱり高価。さらに天体望遠鏡並みに「オブジェ化」してしまう不安が99%。

もっと気軽に楽しめないものかなぁ、と思って見つけたのがこちら。「スマホde顕微鏡」です。


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位置情報検索とSMSに対応した腕時計タイプの子ども向けウェアラブル端末がドコモから登場

NTTドコモは、子どもの安全と家族の安心をサポートする「ドコッチサービス」の提供を新たに開始、専用端末として腕時計タイプの「ドコッチ 01」の発売を開始した。


カラーはホワイトとライトブルーの2色で、取り替え可能なリバーシブルベルトを採用。本体の素材やデザインは角が当たらない丸みを帯びた形状で、防水・防じん対応となっている。専用クレードルによる充電で連続待受時間は約72時間。

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スマホを使って遊んだことのある乳幼児は6割弱も、早い時期からスマホに接触する機会について肯定派は3割ほど

モバイルに特化した民間の調査研究機関であるMMD研究所では、スマートフォンを所有している0~5歳までの子を持つ20~40代の女性558人を対象に、「2015年乳幼児のスマートフォン利用に関する実態調査」を行いその結果を発表した。

調査結果によると、「子どもがスマートフォンを使って遊ぶことがあるか?」という質問には、「子ども一人でも遊ばせている」が21.3%、「子ども一人では遊ばせないが、一緒にいる時に使う時は触らせている」が37.5%で、合計6割弱の乳幼児がスマートフォンに接する機会があることがわかった。


さらにスマートフォン接触頻度についてきいたところ、「ほぼ毎日」と回答したのは26.5%であり、「週に2~3回程度」が最も多く35.1%、「ごくたまに」という回答が29.3%でつづいた。

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