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親になったから、見えるものがある。

チャギントン

アニメキャラに見る親子の関係 ――トーマスとチャギントンからの考察

子どもがテレビを見る時の集中力には、目を見張るものがある。
あえてその状況にオノマトペをつけるなら、映像を目から“ゴクゴク”と脳へ焼き付けているとでも言おうか。この幼児期の集中力で取り入れた番組の価値観が、今後彼らに影響してしまうのだろうか。

ふとテレビを一緒に見ていて、「おやっ?」と思ったことがある。

■機関車を人間として見てみると……


鉄道好きな男の子が通る道に『きかんしゃトーマスとなかまたち』(Eテレ・以下トーマス)と『GO!GO!チャギントン』(フジテレビ・以下チャギントン)とふたつのテレビ番組があるだろう。もれなくわが家の子鉄な息子もハマっていた時期があったのだが、この2作品、似ているようで全然違っていて、私はなるべく2つを1セットにして見せていた。

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本場英国では想像し難い日本のトーマス&チャギントン狂想曲 ~キャラクターを「消費」する国ニッポン~

鉄道やクルマ、飛行機、ロボット、ギター、電子機器に時計に武器と、男子は子どもからオトナまで、なぜか金属モノが大好きという傾向がある。機嫌が悪いときは、だいたいちょっと新しい金属(ミニカーとか)でも渡しておくと、途端に静かになるから、金属には彼らの心を落ち着けウットリさせる何やらが宿っているらしい。

金属が好きな男子は、当然金属への思い入れもハンパないので、それらを擬人化して考えることにも抵抗がない。正面にリアルなドでかい顔がついてるわ、喋るわ、妬むわ、スネるわ、の『機関車トーマス』を初めて見たとき、おそらく女子はみんな「何コレ?」と度肝を抜かれたはずだが、男子はすんなりと受け入れる。あの強烈な顔付き機関車を、子どもでありながら泣き出さずに抵抗なしに受け入れられるメンタリティって結構スゴいと思うのだが、どうだろう。

thomas

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「チャギントン」のプラレールシリーズを7月より新発売

タカラトミーは、ロングセラー鉄道玩具「プラレール」の新シリーズとして、イギリス発の幼児向けCG鉄道アニメ『チャギントン』のシリーズを7月中旬から発売する。

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