MAMApicks -子育て・育児・教育ニュース&コラムサイト-

親になったから、見えるものがある。

ワークライフバランス

「葬儀か仕事か?」 ~とある地方出身な長男の嫁の場合~

「仕事と私、どっちが大事なのよ!」
という問いには、
「ごめんね、そんなさみしい思いさせて……」
が正解なのだそうだ。

ん?

……答えがイケメン過ぎる。
そもそもそんな質問、オトコにしたことないし!
むしろされる方だし!!

という“働きマン”な皆さまへ。

仕事とプライベートが、ここ一番というときにバッティングすることは確かにある。もしかしたら女のほうがそういう二択を迫られること多いんじゃないか?とは、産後、仕事に復帰してからよく思ったりしている。

たとえば……
「納期と子どもの発熱」
「運動会と休日出勤」
子どもの行事系はあらかじめリスクヘッジしてるお母さんたちも多いと思うのだが、
「絶対に穴をあけられない仕事と、葬式」。

この場合、どうしたらいいのだろうか。


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【寄稿】『忙しいビジネスマンのための3分間育児』のススメ

【読了時間3分!忙しいと言うパパへ】


忙しいビジネスマンのための3分間育児』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)
忙しいパパだからこそ心がけてほしい育児のツボ、忙しいことをメリットに変えるコツが満載。
ワーキングマザーにもおすすめ!


「仕事を効率化すれば家族時間が増える」は危険な妄想


もっと育児にも家事にも関わりたいのだけど、仕事がどうにも忙しくて手も足も出ないというパパは多いですよね。
そこでよくあるのが、「だからもっと仕事を効率化して家に早く帰れるようにしましょう」という理屈です。

でも、ちょっと待ってください!
なんだかそれって、あたかも今までダラダラと仕事をしていたみたいな言い方じゃないですか!?

失礼しちゃいますよね。
それに、そもそも、「仕事の時間を効率化して、家族時間を増やしましょう」っていうロジックなんかおかしくないですか。

なんでまたそこで意識を仕事に向けちゃうんでしょう。
それこそが仕事優先の潜在意識の表れだと思います。

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公営保育所・国公立幼稚園の非正規雇用保育者は約半数!保育の量的拡大とともに求められる保育者の待遇改善

ベネッセのシンクタンク、「ベネッセ次世代育成研究所」では、全国の認可保育所・幼稚園の園長を対象に、「第2回 幼児教育・保育についての基本調査」を実施した。回答総数は、保育所が3,705件、幼稚園が1,377件にのぼる大規模な調査である。

調査結果によると、私営保育所の61.8%で0~2歳児の園児数が定員より多くなっており、これは4年前の調査と比較して3.4ポイント増加であり、さらに約4園に1園が、定員数の125%以上を受け入れていることが明らかになった。


その一方で、3~5歳児を受け入れる私立幼稚園の79.4%、国公立幼稚園に至っては94.2%が定員割れをしており、「保育所と幼稚園の定員充足率のアンバランス」が改めて浮き彫りとなった。

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【話題】首相スピーチ「3年育休」に冷やかな声「選択肢がひとつ増えただけ」

19日の安倍首相の「成長戦略スピーチ」において、成長戦略の中核をなすものとして、「女性の活躍」が挙げられた。その具体策のひとつとして示された「育児休業を3歳まで延長する」が、話題になっている。


首相はこれを「3年間抱っこし放題での職場復帰支援」と称し、一定期間子育てに専念したい層のために、現行の育児・介護休業法で認められている、原則1年の育児休業期間について、子どもが3歳になるまで男女ともに取得できるよう、企業に自主的な取り組みを求めたという。今後政府は新たな助成金を創る形でこれを支援していく方針である。

さらに、ブランクが長くなった職場復帰への不安解消のため、本格的な復帰の前に大学や専門学校などで「学び直し」できるプログラムを用意し、総合的に推進していくという。続きを読む

「育メン休暇応援制度」により男性の家事・育児時間増、出生率上昇が明らかに

広島県は、2010年4月から実施していた「育メン休暇応援制度」の成果について発表した。同制度は、男性労働者の育児休業取得に積極的に取り組む企業等を県が登録する全国初の制度で、現在の登録企業数は200社を超えた。

発表によると、同県の男性の育児休業取得率は、平成23年度において前年の1.2%から4.6%に上昇。また、「男性の家事・育児に関わる1日あたりの時間」が、2006年調査では全国最下位の19分であったものが、2011年には53分に急増し、全国で6位、伸び率は1位となった。さらに、同県の合計特殊出生率は、2004年の1.33を底に上昇傾向で、2011年には1.53(全国平均は1.39)となり、政令指定都市を抱える都道府県では1位であった。

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ペアレント・トラップ ~「夫婦ともに平等に働き、平等に子育て」という理想の罠~

米ワシントンポスト紙のウェブマガジンに、新年早々、“Parent Trap – Can parent share child-raising responsibilities equally?” (子育ての罠 ―― 夫婦間の平等な子育て分担は可能か?)というタイトルのショッキングな記事が掲載された。


自分たちの親世代にとっては普通だった、「結婚すれば女は家庭に入り、家事・子育てに専念。男は外で稼ぐのが仕事で、家庭をかえりみない」というスタイルは、我々世代には受け入れ難く、夫婦とも、家計の上でも、物理的にも、気持ちの上でも、対等に子育てに関わるというのが、現代社会の多くの夫婦にとっての「理想の子育て」である。

しかし、現実に、完全に50%ずつの分担なんて不可能で、「理想の子育て」という幻想に支配されているからこそ、現代の親たちは、実は、これまでのどの時代よりもストレスを抱えているのではないか、という内容だ。
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働く女性が増えれば今後20年で日本のGDPは20%増と予測

先進国34ヵ国が加盟するOECD(=経済協力開発機構)が先日発表した報告書によると、子育てをしながら働く日本の女性は、男性との給与格差がOECD加盟国中最大である、という結果が発表された。

この原因として、日本女性の多くは出産後に退職することが多く、さらに常勤として復帰を望んでも困難なことが多い現状により、結果として女性が非常勤で低賃金の職に追いやられてしまうことをあげている。

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米ヤフーCEOの「育児はeasy」発言に大ブーイング

当サイトでも既報のとおり、妊娠7ヵ月で米ヤフーCEOに就任し、9月末に第一子を出産したマリッサ・メイヤー氏が、先月末に開かれたイベントに登場し、産後初めて、育児と仕事について語った。


出産後2週間で仕事復帰を宣言し、経営難が続く同社の再建に力を注ぐ彼女に注目が集まっていたが、あまりにお気楽な発言が集中砲火を浴びている。

以下、年間10億円以上の報酬を受け取り、おそらくは優秀なシッターを複数雇い、家事の大半をアウトソースしているであろう彼女の発言要旨。覚悟して読んでもらいたい。
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「ワーキングマザー」「イクメン」が死語にならないかぎり子育てしやすい社会は遠い

筆者が子育て関連の取材、執筆をしていていつも感じるのは、この分野での男性ライターの少なさである。妊娠・出産・子育ては女性目線、母親目線で語られることがほとんどで、男性目線、父親目線が圧倒的に不足していると思う。
(ちなみに国内外、バラエティに富んだ書き手がそろった当サイトのライター陣でさえ、編集長を除いて全員女性だ)

そんななか、アメリカの有力紙ニューヨークタイムズが運営する育児ブログ「Motherlode(
http://parenting.blogs.nytimes.com/)」(タイトルが示す通り、母親たる書き手がほとんどなのだけど)に先月と今月、2人の男性ライターが興味深いコラムを寄せているのが目についた。

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企業の育休取得実績は企業規模によって大きな差

エン・ジャパンでは、企業の育児休業の状況について調査を実施し、その結果を発表した。とくに育児休業の取得実績(過去3年間)は企業規模によってその比率が男女ともに大きく異なることがわかった。

女性社員の育休取得実績は全体では65%であったものの、内訳をみると1001名以上の大企業では89%であるのに対し、50名以下の中小企業では35%に留まっている。また、男性社員の育休取得実績は全体では7%に過ぎず、こちらの内訳は1001名以上の大企業では33%であったが、それ以下の規模の企業では軒並み10%未満で、50名以下の中小企業に至ってはたったの1%であった。規模の小さい企業ほど、育休取得に苦慮していることが浮き彫りとなった。

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学研の編集者を経てネット業界に。育児、教育分野を中心にネットメディアで10数年にわたり活動中。思春期の娘の父。

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おもに住宅、家事まわりを専門とするライター・アドバイザー。2001年よりAllAboutガイド。三女の母。

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子どもが1歳半になったころから“子連れ出勤”を開始、日々をブログ「1歳からの子連れ出勤」に綴る。夫と娘の3人暮らし。

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コピーライター。得意分野は美容。最近日本酒にハマり、主に飲んで勉強中。これからの家族旅行は酒蔵見学。二児の母。

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編集者&ライター、気象予報士。母親向けお天気教室の講師や地域向け防災講師も務める。家族は夫と2014年生まれの長女、2018年生まれの長男。
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