先月、Webマガジン「Woman type」に掲載された、
「女子力を磨くより、稼ぐ力を身に付けなさい!」上野千鶴子さんが描く、働く女の未来予想図
http://womantype.jp/mag/archives/25053
という記事が話題になっている。

1986年に「男女雇用機会均等法」が施行されてから約30年経っていながら、働く女性の約6割が非正規雇用という現状。安倍政権が成長戦略の一環として女性の活用を掲げてはいるものの、その中身は「男性並みに働かせて使い倒す」か「非正規の労働力として使い捨てる」かの二通りで、活用の仕方を完全に間違えていると批評している。

また、産休育休の法整備が進んだとはいえ、職場復帰した女性が時短制度を利用するとキャリアコースが変わるという「マミートラック」についても言及し、日本企業の多くがいまだに男性中心のルールに則っていると指摘した。


働く女性の現状をこう説明した上で、上野氏は、「外食せずに家で鍋をつついて100円レンタルのDVDを観てユニクロを着ていれば十分生きていけるし幸せでしょう。それに、給料が安くても結婚すれば収入は倍になる。だから、年収800万の男性を狙うなどという確率の低いことに労力を割かず、自分に投資をして稼ぐ力をつけるべき。」と結論づけた。

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