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親になったから、見えるものがある。

保育ママ

「3歳の壁」 ――家庭的保育(小規模保育)からの保活を終えて

決まった。やっと決まった。
つい数日前、保育課より認可保育園の内定通知が届いた。

現在筆者の娘は「保育ママ」に通っているが、3歳未満児までの制度のため、この3月で満了してしまう。よって、就学前まで通える保育園を探さねば、とこのたび2度目の保活を経て、晴れて認可保育園に内定することができた。

年度の途中で欠員が出る可能性もあるから、早めに申請を出すにこしたことはない、と保育ママさんからのアドバイスを受けて、昨年4月の早い段階で転園申請を出した。

月初に自治体のホームページに保育園の空き状況が更新されるので、月が変わるとすぐに確認していたが、毎月2歳児クラスの空きはゼロ。当然「転園できますよ」の連絡も来ない。

おそらくこの調子じゃ年度内に転園はできないだろうな……でも、娘も少しずつ保育ママさんでの生活にも慣れてきたし、3月いっぱいまでフルで通って、4月から保育園の3歳児クラスに入れたらいいかな、というか多分それ以外に道はないのだろうな、と考えを改めた。


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「保育ママ」という選択肢 ――体験録2015

今年もまた保活のシーズンがやってきた。
来年4月の認可保育園の入園を目指して提出書類を集めたり、保育園の見学に出かけたり、日々奔走している親御さんが多いのではないだろうか。

かく言う筆者も保活2年目である。
というのも、現在娘が通っている「保育ママ」が3歳までという制度のため、通えるのが来年3月まで。4月からは他の保育園に転園する必要があり、昨年に引き続きまた保活をする運びとなった。

保活というのは想像するよりずっとハードで、2年目ともなるとしんどい以外の言葉がないのだが、今回お話したいのは保活の悲喜こもごもではなく「保育ママ」について。

子育て中ではない人にはもちろん、実際子どもを保育園に預けている人たちにも、「保育ママって一体何?」「そんな制度があるなんて!」ときかれることが多いので、その仕組みについてお話ししたい。


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フランス版保育ママ「アシスタントマテルネル」

いまだに肌寒い日も多いパリだが、ようやく日中は20度を越える日が多くなってきた。
動きたい盛りの小さい子どもを持つ親としては、暑すぎず、寒すぎず、外で遊ばせるのにちょうどよい天気だ。

幸い筆者が住む界隈は、子連れのファミリー層が多く、近所に公園も多い。
秋冬は休息期間ということで芝生には入れなくなるが、春になるとそれも解禁、子どもだけでなく、大人のピクニックにももってこいだ。

公園には管理人も常駐していて、定期的に見回りをしているのも見かけるので、つねに比較的きれいに整備されているのもありがたい。
もうすぐ2歳になる息子の雨の日の家の中での遊びっぷりに、アパルトマンの隣の部屋と真下の部屋からほぼ同時に騒音の苦情を受け、だいぶ凹み気味の筆者としては、息子が寝る時間までずっと公園にいたいくらいである。

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大阪市が個人の「保育ママ」を活用へ

待機児童の減少を目指して

大阪市の橋下徹市長が待機児童対策に乗り出す。大阪市では全国で初めて来年度から保育士らがマンションなどで少人数の乳幼児を預かる「保育ママ」を完全登録制とする方針だ。

これまでは待機児童が発生した分だけ募集する形式だった。しかし、いざ就職を考えても、保育園は職に就いていなければ預かってくれない。待機児童になることを恐れて再就職に踏み切れない母親は潜在的に多数いる。こうしたケースを少しでも減らすために、あらかじめ保育ママを確保しておく「バンク」の創設が、問題解消には有効と判断された。続きを読む
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