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保育士

保育の危機管理のプロにきく「ブラック保育園のリアル」 ――保育現場の問題の本質を斬る

「保育園落ちた日本死ね!!!」のブログが一躍脚光を浴び、千葉県市川市での保育園建設反対による開園断念の話題など、待機児童問題をきっかけに、保育現場の話題はようやくマスコミと世間の耳目を集めるようになってきた。しかし「入る」ことにばかり注目され、「入った」後の様々な問題についてはなかなか言及されないのが実情。

保育施設に特化した危機管理コンサルタント・脇貴志氏の著書『事故と事件が多発する ブラック保育園のリアル』(幻冬舎)には、やっと入った保育園で我が子が遭遇しうる危険や、園・保育士が慢性的に抱えるブラックな労働環境について、鋭くメスを入れる。今保育園では何が起きているのか、保護者は何に目を向けるべきか、これまで3万件の事故現場を見てきた著者の脇さんにお話をうかがった。


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保育士の睡眠時間は約9割が平均以下、就寝時刻が24時以降は4割あまり

保育士や幼稚園教諭の人材紹介サービス「保育のお仕事」を展開する、株式会社ウェルクスでは、保育業界で働く読者100人を対象に、毎日の生活パターンに関するアンケートを実施した。

調査結果によると、日頃の就寝時刻についての質問では、「23時~24時」が40%で最も多く、日付を越えた「24時~翌日1時」が37%で続き、「翌日1時~2時」という回答も8%を占めた。さらに平均睡眠時間については、最も多かったのが「5時間~6時間」(38%)で、次に「6時間~7時間」(27%)、「4時間~5時間」(15%)で大勢を占め、わずか「3時間~4時間」と回答した方も13%いることがわかった。


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現役保育士・幼稚園教員調査、待遇が原因で約4割が別施設への転職希望、約3割がキャリアチェンジを検討

保育士・幼稚園教員の求人情報に特化したスマホの人材紹介サービス「園ナビ求人」では、保育士・幼稚園教員を対象に、「保育園・幼稚園の待遇に関する意識調査」を実施、その結果を発表した。調査対象は全国在住の20~30代の現役保育士・幼稚園教員102名。

まず年収についてきいたところ、最も多かったのが200万円未満で47.1%、次に200万円~400万円未満が28.4%、400万円~600万円未満が7.8%という結果であった。ちなみに厚生労働省の賃金統計調査等によると、保育士の賃金は月額21万円程度。ただしこの数値は公立と私立、さらには法人形態や雇用形態にも左右され、もちろん賞与支給の程度によっても年収は大きく異なる。


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