「おおきな みどりのおへやのなかに……」で始まる絵本『おやすみなさい おつきさま(原題:Goodnight Moon)』。幼稚園の先生をしている先輩お母さんがプレゼントしてくださるまで、筆者はこの作品を知らなかったのだが、「これを読むと、子どもたちがすぐうとうとするのよ」と言われたので、すぐに我が家のレパートリーに加えることにした。



それから数年たった今はテープで修理し続けてボロボロだが、4歳ともなると、話の流れもキャラもわかるし、細かいところまで気づくようになるのが面白い。質問も出てくれば、想像で話を発展させていくし、自分で読めるようになると、本を開いてじっと見入っていることがあるのが不思議な感じだ。

そんなある日、シアトル・チルドレンズ・シアターの定期公演で、その舞台版が上演されることを知った。息子は「行く!」と二つ返事だったので、さっそくチケットを買った。大人は一人40ドル、子どもは一人33ドル。
(結構な値段なのだが、シアトル発のクーポン・アプリで、大人は無料に!)
Seattle Children's Theatre
http://www.sct.org/Shows/2014-2015-Season/Goodnight-Moon

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