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親になったから、見えるものがある。

卒園

「卒対アルバム委員」ひとり反省会


長男が保育園を卒園した。
0歳児クラスに4月から預けはじめて丸6年。赤ちゃんだった子が少年に育っているので、本人の見た目の変化は著しいものだ。

かたや、私の6年は……といえば。
ひとりの成人女性が出産によって何をするにも「お母さん」「ママ」と呼ばれ、子どもの添え物になるギャップからスタート。心のケアが追いつかないままに、“小さき生き物”が“ナマイキな小僧”になるまで、ばたばたしていたらあっという間に子が育っていた……という印象だ。

■年長さんになって聞こえはじめる「卒対」というワード


「卒対」=「卒園対策委員」のことらしい。

ある保護者グループから、「卒園アルバムと謝恩会をどうするか」という話が出た。上に子どもがいる面々は、過去の卒園時に作成したアルバムを持参し、みんなで回覧した。保育園からも写真つきの文集が進呈されるが、アルバムは別途保護者が有志で作っているという。ちなみに、その当時中心メンバーだった保護者は、今ここにいない。

フォトブックを使うので値段も数百円。金銭的な負担も少ない。
表紙に全員の顔、中のページには思い出の写真と個人ページ。写真は成長に応じて3枚使われていた。テキスト要素は、名前と誕生日、一言コメント。

きっと、フォトブックに“卒園テンプレート”のようなものが用意されているんだろうなと思い、過去に何冊か作成経験があったので、この担当は引き受けることにした。

謝恩会のスライドショーという話も出てきたが、同じ写真を流用すればいいのでは?ということで、こちらも請け負うことに。

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卒園式の定番ソング!100万人に歌われてきた「たいせつなともだち」とは?

現在、卒園・卒業シーズン真っ盛りですね。ところで読者の皆さんは、『たいせつなともだち』という、幼稚園や保育園で歌われている卒園ソングをご存じでしょうか? この歌は「進研ゼミ」や「こどもちゃれんじ」でおなじみのベネッセコーポレーション(以下ベネッセ)が作成したオリジナルソングで、現在ベネッセのテレビCMでも使用されています。あのCM、泣けるんですよね……。

じつはベネッセでは、2009年よりこちらの曲が収録されているCDを、全国の幼稚園や保育園の卒園児全員分の枚数を無料配布するプロジェクトを展開しています。以来5年が経過し、今年度分の配布枚数でなんと100万枚を突破! ちなみに今年は約5600の園から応募があったそうです。

全国の幼稚園や保育園に広がる、ベネッセの卒園式お助けプロジェクト。そこには、ベネッセの方々による、子どもの成長を見守る園の先生、お母さん・お父さんを応援したいという熱い気持ちが隠されていました。


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「おかあさま」というコスプレ

ちょうど2年ほど前の春先に金曜ロードショーで放映された某ジブリ映画を、最近、1歳の三女が異様に気に入っていて1日1回は視聴させられている。お陰で母も通算161回ほどCMごと同じ映画を見せられているわけだが、ここに差し挟まれている「イオン新作セレブレイトスーツ2010」の映像が、初見時から現在に至るまで筆者にいい感じの違和感をもたらしている。

CMは軽快なビートで颯爽と美しい女性たちが歩くシーンから始まる……コンサバなブライトカラー、ピンクやアイボリーの春色スーツやグレー、ベージュ、ネイビー系のアンサンブルをキラキラと着こなしている女性たち……そこに、「ママたちが、フォーマルする。」というコピー。で「3点セット9,800円」。なるほどー。

aeonceleb2010
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