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親になったから、見えるものがある。

夏休み

「夏だから、思い出に残ることをしなきゃ」となぜ張り切りすぎてしまうのか

この夏も、実家のある関西へ帰省してきた。
夫がお盆にしっかり休めることもあって、今回はまる1週間帰ることにしたのだが、娘が0~1歳の頃に比べると帰省がどんどん楽になってきている。

ここ1年くらいは娘がリュックサックに自分の着替えなどを入れてくれるようになったので、私のバッグは基本的に私のものを入れられる仕様になり、いつも最低限しか持ち帰れなかった着替えや化粧品もちょっと多めに、友人に渡す手土産なども入れられるスペースもできた。

ベビーカーにおむつ、着替えやおやつ、おもちゃも余分に持って念には念を…と娘の荷物を準備していた頃は、とにもかくにも行き帰りが最大のイベントだったし、そこを越えたらOKという感じで、帰省してから何をするかは余力があれば考えましょう、という程度だった。

そして今回は、動物園に行った次の日は水族館、その次は義実家総出で一泊旅行、その他も娘の世話は家族にお願いして、友人とランチに出かけたり、ちょっと買い物したりと、精力的に活動した甲斐あって充実の1週間になった。

自宅に帰ってきてからも、娘はずっとあれが楽しかった、あそこにまた行きたいと繰り返していて、その嬉しそうな様子に安堵するとともに、私たちは夏の思い出を作ってあげたい、もっと言うと、夏だから何か思い出に残ることをしなければいけないのでは?という若干強迫観念に近いものを抱いていたのかもしれないと気づいた。


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夏休みがつらい ――小1親、キッズウィークについて考える

これを書いている時点で、夏休み開始から数日であるが、もうすでにつらい。早く新学期がはじまらないかなあと思っている。

なにがつらいかといえば、弁当である。
幼稚園を経由して入学されたご家庭ならば、どうってことない日々のルーティンなのだろう。しかし食事面では至れり尽くせりだった保育園から小学校に上がり、はじめての長期休暇を迎えた今、力尽きそうなほどのつらさである。


普段であれば家を7時45分に出るところ、学童は8時15分開門なので(※学童の場所は小学校の中なので、通う場所は同じ)15分ほどの猶予があるのに甘えて、ついつい弁当作成に時間がかかってしまう。

「遠足じゃないから、いいよね?」と了解を取り、冷凍の“おにぎり丸”を突っ込んだら大きくなってしまったおにぎり、スーパーで売っている“切れてる卵焼き”を2切れとチーズはんぺんをおもむろに詰め込み、別のタッパーにミニトマトを入れる。凍らしていた飲むゼリーを保冷剤代わりに入れて完成……。

「大丈夫だよ、野菜もたんぱく質も炭水化物もある!上等!」と自分に言い聞かせる。

長男は気をつかって「べつに、かったおべんとうでも、いいんだよ?」と言ってくれるが、普段まったく料理をしない筆者の、せめてもの母としての役割を、“手作り弁当”でチャラにしようと思っているのかもしれない。

よく考えりゃ、子どもを産んだ時点で、ワタシ“お母さん”なのにな。

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【米国発】"Back-to-School Sale"の季節、全米の子ども関連支出は増加傾向



アラバマ州の母親が、「祝・学校初日!さみしくなるわ!」というようなメッセージつきでシェアしたユーモアたっぷりの写真がネットで大ウケ。こちらでは6月半ばから始まった夏休みもいよいよ終わり、新しい学年度の始まりだ。



投資家向けの情報サイト「The Motley Fool」の記事などでは、「全米小売連盟(National Retail Federation)によると、平均的な家庭では新学期に向けた消費額が増え、さらに景気が良くなっていることが伺える」らしい。

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アメリカの夏休みはサマーキャンプ!多彩なプログラムで短い夏を楽しく過ごす

アメリカの夏休みの一般的な過ごし方と言えば、サマースクールかサマーキャンプと知ったのは、まだ息子が3歳だった2年前。


親が働いている場合、子どもと同じ期間が夏休みになるわけはないので、休みを取らない限りどこかに預けなくてはならないが、どうせ預けるなら子どもの興味のあることをやらせたいと思う。

でも、サマースクールとサマーキャンプの違いは?

サマースクールは教育機関や学区が提供している特別なカリキュラムで、内容は子どもの年齢によっていろいろ。

高校ともなれば勉強重視の補習授業・夏期講習もあるが、プリスクールや幼稚園、小学校ではサマーキャンプに近いそうだ。息子が3歳から通ったプリスクールもサマースクールを提供していて、息子は3歳と4歳の夏はそこに通い、毎週トピックを変えた体験重視のアクティビティはいつもどおり楽しかったらしい。

一方、サマーキャンプは「キャンプ」と言っても、日本でいう「山やキャンプ場でテント宿泊」というものではなく、日帰りの教室のこと(子どもの年齢が上になれば、泊りがけもあるかも)。

1週間区切りが基本で、水族館、美術館、科学館、動物園、総合大学、政府機関、プロのスポーツチーム、企業が提供元となり、トピックはスポーツ、ペインティング、自然、サイエンス、生物、コーディング、レゴ、バイオエンジニアリング、セーリング、音楽、演劇など、実にうらやましいほどいろいろなことが楽しく学べるようになっている。ネットで調べていたら、最近では日本からも参加する人がいるらしい。

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社会で育てるということ ~学童保育のある夏休み~

夏休みになると、幼稚園児の母たちは「毎日しんどいねー」が挨拶代わりになる。子どもが朝から晩まで家にいることが、結構「しんどい」。普段、日中の半分くらい子どもが幼稚園に行っているだけで、親はものすごく助かるのだ。

そんな感覚から一転、私はこの夏、初めて違う経験をしている。息子が小学生になって4月から学童クラブ(=学童保育所、以下「学童」)に入ったからだ。区の学童では、保護者が仕事をしている小学生(1~3年生)を放課後保育してくれる。夏休みは弁当持参で、朝から夕方までみてもらえる。

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夏休みの自由研究人気ランキングを発表

小学生のお子さんをお持ちのご家庭では、夏休みも折り返し地点を越えたが、「自由研究」はすでに取り組まれているだろうか。

学研では、毎年恒例となった子どもの自由研究のテーマ選びに役立つサイト、『夏休み!自由研究プロジェクト2013』を今年も開設しているが、同サイトでは、公開日の7月1日から同月末までのログを集計し、自由研究の人気ランキングを発表した。

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夏の工作に!300種類のペーパークラフトがダウンロードできるサイト

住友スリーエムは、文具やオフィス製品などで知られる「スコッチ(R)」ブランドにおいて、さまざまなペーパークラフトの展開図がダウンロードできるサイト、「毎日つくろう!夏休みファミリー工作」を期間限定で開設した。



同サイトでは、動物・昆虫や乗り物、食べ物をはじめ、ピアノやロケット、果ては古墳に至るまで、バラエティ豊かな約300種類のペーパークラフトを取りそろえており、その展開図をダウンロードすることができる。
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はるかぜちゃんも驚嘆!“科学界のインディ・ジョーンズ”による夏の自由研究イベント

7/24(火)日本科学未来館で“科学界のインディ・ジョーンズ”としてテレビ出演でもおなじみの長沼毅先生(広島大学准教授)による、小学5・6年生を対象とした『夏休み自由研究塾』が開催された。


授業にはゲスト生徒として、Twitterで“はるかぜちゃん”として話題の子役・春名風花ちゃん(小6)も参加。「今年はまだ自由研究を何にするか決めていない」とのことで、約50名の子どもたちと一緒に『南極・生命の不思議』をテーマにした長沼先生の授業を受けた。

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2011夏、学童保育バンザイ

semi8月。全国的に夏休み真っ只中であるが、皆さん元気にお過ごしだろうか。
学齢の子のいる家庭ではこの一ヶ月強、諸々の苦悩のあることと拝察するが、いかがか。

子らにとってはパラダイスたる夏休みも、親にとっては灼熱の煉獄。食べ盛りの子を抱えた筆者の友人など、まさに先日35度の昼日中、煮え湯の前で9把ものソーメンを次々茹で上げながら、あまりの熱さに卒倒しかけたという。

ふりかえれば熱中症寸前であったかも知れない。猛暑下での火を使った長時間の調理は識者も注意喚起する危なさである。諸氏注意されたい。

それにつけてもいまだ震災の爪あと鋭く、さらなる大雨、台風、余震、猛暑と来ての節電推奨。体調管理は社会人の務めではあるがしかし、「いろんな意味で無理」ということだってある。

やせ我慢をして倒れるくらいならば、28度設定で速やかにエアコンをかけるべきだろう。その際には、ルーバーを水平に固定するといいらしい。25パーセントもの節電になる旨、NHK『あさイチ』で得た知見である。

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学研の編集者を経てネット業界に。育児、教育分野を中心にネットメディアで10数年にわたり活動中。思春期の娘の父。

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