MAMApicks -子育て・育児・教育ニュース&コラムサイト-

親になったから、見えるものがある。

子供服

おしゃれと育児の相関性 ――キャラクター玩具と子どもの間で

カチャカチャカチャ……。
毎朝鏡の前で化粧下地のボトルを振るたびに、仮面ライダービルドの“ベルトさん”の声が脳内で再生される最近の筆者である。

「ベストマッチ!」

子どもを通しての“ニチアサ”との付き合いはそろそろ4~5年になろうか。

最初の年にはなぜか果物がライダーに?と驚き、ライダーなのに車乗ってる!と驚いた年もあった。ゲームがフィーチャーされたライダーの時期には、オールドゲームの登場に「むむ?」と反応し、そして現在の“ビルド”である。


「おもちゃ買って!」になったら正直面倒だなと思っていた我々夫婦、できるだけその手の番組から子どもを遠ざけようとしていたものの、同級生からどうしても情報は入るし、祖父母の家にひとりでお泊りするようになると、日曜朝のチャンネル権は彼に与えられた。

そして、思いのほか「おもちゃ買って!」をいわないこともわかってくると、我々は彼の行動範囲を少しずつ広げていったのである。

そんな中、たまには第一話をちゃんと見てみよう、と録画した「仮面ライダービルド」。

筆者はちょうど“ライダー空白の世代”で、どちらかというと「仮面ノリダー」からライダーの知識を得ているのだったが、“おやっさん的存在”“喫茶店”“久々にちゃんとバイクに乗る”“クラシックデザインに近いライダー”というあたりが妙に引っかかり、しっかり最後まで見てしまったのだ。

≪……うん、おもしろい。≫

以降、長男とは番組の話で盛り上がることも多くなったのである。

続きを読む

子ども服に親の趣味は反映すべきなのか

娘を産んで初めてわかったこと。それは、子ども服をあれこれ着せるのがめっちゃめちゃ楽しいということだった。

産むまでは、「子ども服なんてすぐ小さくなるんだから、こだわったってしょうがない。1回しか着ないお宮参り用のセレモニー服なんて用意するのももったいない。そもそも男か女かわからないし、どっちでも着られそうなのだけ用意しておけばいいや」という冷めた考え方をしていた。

しかし、いざ産んでみて、服を着せてみると、もう、なんというか、感動しかなかったのである。

「ああ、この子は何を着せてもかわいいじゃないか! あれも、これも、それも着せて試してみたい……!」

あ~あ、もうね! 親バカ発言丸出しですよ!
でも、仕方がない。だって、わが身と比べて、無限の可能性を感じるんだもの。


赤ちゃんというのは、大きさこそ多少の個人差はあるが、体型にそこまで差があるわけではないので、赤ちゃん用の服ならどんなデザインのものでも基本的に似合う。

肌色もくすんでいないから、母親である自分に比べれば、服の選択のチョイスがぐんと広がる。自分が体型や対外的なセルフイメージなどでいろいろとあきらめていた路線を、娘に試すことができるのである。

続きを読む

朝ドラ『べっぴんさん』レビュー ――女性たちの自立を支える男性たちの変容の描き方に期待

NHK、朝の連続テレビ小説『べっぴんさん』を毎日見ている。
もともと朝ドラを見る習慣があまりなく、朝8時は娘がすでにEテレを見ている時間&私も家事をしたりでテレビを見る余裕がないのだが、今回ばかりは見逃せないぞと意気込んでいた。

なんてったって、ヒロインのモデルは「ファミリア」創業者の坂野惇子(ばんの あつこ)さん。「ファミリア」といえば神戸を代表する子供服メーカーであり、神戸出身の筆者としては並々ならぬ思い入れがある。


第1回の冒頭、主人公・坂東すみれが母・はなに刺繍教えてもらうシーンで、「わあ、ファミリアっぽい!」と気分が盛り上がった。

少女時代のすみれと姉・ゆりが着ている洋服も、いかにもファミリアの洋服の原点という感じで、自分の幼少期を思い出した。そう、私もあんな感じの洋服をハレの日には着ていたのである。……といってもファミリアの商品ではなく、「ファミリア風」なのだが。

続きを読む

次期朝ドラ主人公のモデル「ファミリアの軌跡展」が東京銀座・神戸元町で開催

ベビー子ども服メーカーのファミリアは、創業者のひとりである坂野惇子(ばんの あつこ)氏がヒロインモデルとなる、朝の連続テレビ小説『べっぴんさん』が2016年10月3日(月)から放映をされることを記念して、9月21日(水)より銀座本店と神戸元町本店の2店舗で、ファミリア創業から現代を振り返る「ファミリアの軌跡展」を開催する。

ファミリアは戦後間もない1950年の神戸において、坂野氏をはじめとした4人の女性たちが、「子どものためにより良いものを」という理念をもって創業。現在も「愛情品質」をコンセプトに、上質な素材を用いて“丁寧なものづくり”をするという姿勢で商品を作り続けている。

続きを読む

出産を機に鍛えられる“断捨離”力、そして役立ついくつかのソリューション

第二子の出産があと間もなくに近づいた私は、ようやく重い腰をあげて、新しく迎える家族のためのスペースを捻出すべく、「断捨離」を敢行中である。


我が家は第一子が女の子で、次に生まれてくるのは男の子の予定。
まずは、「第二子を授かったら着られるかもしれない」と取っておいた洋服から着手しているが、その膨大な量に驚愕した。初めての子どもが女の子だったということが影響したのか、とにかくとんでもない量の洋服が出てきてしまい、なかには「何回も着てないかも……」というものも。

なぜこのようなことに至ったのか考えてみると、我が家には「いずれ子供部屋=いまは物置場」という大きなスペースがあるため、「いつか使うかも~」という荷物を手放しにくい、構造上の問題があると気づいた。

とくに幼児期は洋服のサイズアウトが頻繁に起こるため、「いつか着るかも」という活用機会が未知数の負の遺産が、数年に渡って蓄積してしまったようだ。

続きを読む

2016年10月スタートのNHK朝ドラのヒロインは子供服メーカー「ファミリア」創業者がモデル

NHKは連続テレビ小説、いわゆる朝ドラの2016年10月放映開始の新シリーズとして、『べっぴんさん』をスタートさせることを発表した。物語は実在の人物をモデルにしたフィクションとなるが、ヒロインはベビー子供服ブランド「ファミリア」の創業者、坂野惇子(ばんのあつこ)さんがモデルになるという。

坂野さんは1918年神戸生まれ(~2005)。戦後まだ生活にゆとりのなかった時代に、坂野さんをはじめとした4人の女性たちが、欧米のすぐれた育児法や子ども用品を採り入れることで、当時の古い日本式育児習慣を大改革しようと、神戸に小さなベビーショップを開いたことが始まり。同社ホームページによると、「『愛情品質』を考えたものづくりで、あかちゃん肌着やおむつなどを考案し、ベビー子ども服業界に大きな貢献」をした人物とされている。

続きを読む

日本初となるアディダス公認のベビー・キッズライン専門店がお台場にオープン

アクアシティお台場にある「トイザらス・ベビーザらス お台場店」において、『adidas KIDS STORE(アディダス キッズストア)』が本日オープンした。同ストアは、日本初となるアディダス公認のベビー・キッズラインの専門店となる。


約40平方メートルの売り場では、ベビー・キッズ向けのシューズ、アパレル、バッグ、雑貨など幅広いアイテムで、洗練されたデザインと優れた機能性を兼ね備えたアイテムを展開。

続きを読む

ファミリア流のものづくりと子ども服選びの極意を解説“本物を知る”一冊

今年で創業65周年を迎えるという子ども服ブランドの名門「ファミリア」では、子ども服選びを解説した“本物を知る”ための一冊、『上品な上質 ファミリアの考えるものづくり』を発売した。



創業時から変わらない、衿や袖、縫い目はもちろん、布や糸にまでこだわる同社の高品質なものづくり。「愛情品質」という同社製品のコンセプトから、「あかちゃんが望む服」や、「幼い子どもたちの繊細な肌のことが考えられた服」「将来を見据えて子ども服はどんなデザインがいいのか」といった幅広い視点で、洋服選びのポイントを紹介する。

続きを読む

ベビー&キッズアイテムの日替わりセールをスマホで 『smarby(スマービー)』登場

年が明けて1週間、子供服の冬物セールに足を運びたいところだが、子連れでの外出はもちろん、大人もインフルエンザなどの感染リスクを考慮するならば、人混みはできるだけ避けておきたい時期でもある。

そんな折、家にいながら、しかも通年で、子供服やおもちゃ雑貨のセールが楽しめるスマホサービスが登場、それが『smarby(スマービー)』だ。


当サイトでは以前、米国シアトル発の『Zulily(ズーリリー)』を紹介したが、日本でも待望のベビー&キッズアイテムに特化したフラッシュセールサイトが登場したことになる。

続きを読む

【シアトル発】『Zulily(ズーリリー)』がアツい! ―― キッズ&レディースアイテムのフラッシュセール・サイト

親になった途端、今まで目に入っていなかった子供関係のお店や商品がいきなり目に付き始めたという経験をした人は少なくないだろう。

とにかく子供服・子供用品はピンキリで、アメリカだけでもお店やブランドは星の数ほど。でも、毎日24時間の育児で疲れているし、子連れではすぐに買い物に行けない、ゆっくり買い物をするなんて夢のまた夢。仕事もしていれば、買い物の時間がさらに限られる。そして、こんなにたくさんある中からいったいどれを買ったらいいの?と途方に暮れることもあるかもしれない。

そんなお母さんの強い味方が、厳選された質のいい商品を大幅割引で並べてくれるオンラインサイト。アメリカでは、高級ブランドを扱う『Rue La La』や『One Kings Lane』というサイトもあるが、キッズ&レディースアイテムに特化したサイトでは、シアトル発の『Zulily(ズーリリー)』がアツい。


続きを読む
フリーワード検索


MAMApicksソーシャルアカウント

最新記事
月別バックナンバー
執筆者一覧

MAMApicksって何?

編集長:深田洋介

学研の編集者を経てネット業界に。育児、教育分野を中心にネットメディアで10数年にわたり活動中。思春期の娘の父。

藤原千秋

おもに住宅、家事まわりを専門とするライター・アドバイザー。2001年よりAllAboutガイド。三女の母。

河崎環

教育・家族問題、世界の子育て文化、書籍評論等、多彩な執筆を続ける。家族とともに欧州2ヵ国の駐在経験。

江頭紀子

経営、人材、ISOなど産業界のトピックを中心に、子育て、食生活、町歩きなど のテーマで執筆。二女の母。

狩野さやか

ウェブデザイナー・ライター。技術書籍やICT教育関連の記事を中心に執筆。著著に『ふたりは同時に親になる 産後の「ずれ」の処方箋』。

恩田和

新聞記者、アメリカ留学を経て、2010年第一子出産。育児、教育分野の取材を続ける。南アフリカで4年間の駐在を経て現在米国在住。

西澤千央

フリーライター。二児(男児)の母だが、実家が近いのをいいことに母親仕事は手抜き気味。「サイゾーウーマン」等でも執筆。

川口由美子

管理栄養士としてメーカー勤務の後、独立。現在は雑誌やWEBで活動。夫の転勤に伴い2004年よりアジアを転々と。二児の母。

ワシノミカ

フリーデザイナーとして活動後、TV各局のWEBセクションを転々とし、現在はWEBディレクターとして活動中。二児の母。

真貝友香

ソフトウェア開発、携帯向け音楽配信事業でのSE業務を経て、マーケティング業務に従事。現在は夫・2012年生まれの娘と都内在住。

大野拓未

米・シアトル在住。現地日本語情報サイトを運営し、取材コーディネート、リサーチなどを行う。家族は夫と2010年生まれの息子。

福井万里

大手SIerのSEから、東日本大震災を機に退職し、ライター活動を開始。2012年に結婚&長男を出産、その後シングルマザーに。

大塚玲子

編集者&ライター。編プロや出版社勤務経験後フリーに。結婚、離婚や子ども、家族をテーマにした仕事を数多く手がける。

加治佐志津

絵本と子育てをテーマに執筆。これまでに取材した絵本作家は100人超。家族は漫画家の夫と2013年生まれの息子。

西方夏子

フィンテック系企業に所属。ワーキングマザーとしてフリーランスと会社員の両方を経験。夫の海外赴任に帯同中、2012年ドイツで長女を出産。

森田亜矢子

コンサルティング会社、リクルートを経て、第一子出産を機に退職。現在は食育・マザーズコーチング講師、ライターとして活動。

望月町子

子どもが1歳半になったころから“子連れ出勤”を開始、日々をブログ「1歳からの子連れ出勤」に綴る。夫と娘の3人暮らし。

斎藤貴美子

コピーライター。得意分野は美容。最近日本酒にハマり、主に飲んで勉強中。これからの家族旅行は酒蔵見学。二児の母。

今井明子

編集者&ライター、気象予報士。母親向けお天気教室の講師や地域向け防災講師も務める。家族は夫と2014年生まれの長女、2018年生まれの長男。
ニュース配信中
livedoor
ameba
mixi