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親になったから、見えるものがある。

学童保育

「安心して笑っていられる場所があれば、子どもの肯定感は育つ。」 ――放課後NPOアフタースクール・代表理事 平岩国泰さんインタビュー

娘の小学校入学から2ヵ月あまりが経過し、大きな生活の変化や刺激を日々目の当たりにしている我が家。

保育園時代との違いに、親としても戸惑うことが多いが、学校や学童、習い事、その他たくさんの居場所ができればいいな、と考えながら読んだ一冊を、同じような境遇の親御さんたちにぜひご紹介したい。


タイトルの通り、子どもの「自己肯定感」がテーマだ。
著者は放課後の学校に地域の人々を“市民先生”として招き、さまざまな「放課後プログラム」を開催するNPO法人、放課後NPOアフタースクール・代表理事の平岩国泰(ひらいわ くにやす)さん。

子どもの「自己肯定感」はどうやって育まれていくのか、そのために親ができることは何なのか。「アフタースクール」を通じて15年間で累計5万人以上の子どもたちと関わってきた平岩氏にインタビューを行った。

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新・子育て支援制度に関する広報冊子を公開

内閣府は、来年度からスタートする新たな「子ども・子育て支援制度」に関する広報冊子「なるほどBOOK」を作成、自治体や子育て支援施設で配布するほか、内閣府のホームページからも閲覧・ダウンロードができる。

「子ども・子育て支援法」は平成24年8月に成立し、来年度・平成27年4月から本格スタートするが、この新制度の財源には増税した消費税が充てられる。その財源による取り組みを解説する内容が、イラストや図版付きで紹介されている。

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社会で育てるということ ~学童保育のある夏休み~

夏休みになると、幼稚園児の母たちは「毎日しんどいねー」が挨拶代わりになる。子どもが朝から晩まで家にいることが、結構「しんどい」。普段、日中の半分くらい子どもが幼稚園に行っているだけで、親はものすごく助かるのだ。

そんな感覚から一転、私はこの夏、初めて違う経験をしている。息子が小学生になって4月から学童クラブ(=学童保育所、以下「学童」)に入ったからだ。区の学童では、保護者が仕事をしている小学生(1~3年生)を放課後保育してくれる。夏休みは弁当持参で、朝から夕方までみてもらえる。

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理想の学童保育とは?小学生の放課後の過ごし方を考える

それは突然のお知らせだった。
「学童クラブ利用料導入」に関する説明会のお知らせ……。
つまり、値上げである。

子どもが保育園卒園後、働く母が頭を悩ませるのが、小学生になった子の放課後の過ごし方だ。たいていは、6時7時まで預かってくれるいわゆる「学童保育」(放課後児童クラブ)にお世話になる。


だが、ここでも保育園同様、「定員」があり、入れない児童は「待機児童」となる。
今年5月1日現在の厚生労働省のまとめによると、学童保育の利用者は過去最高の約85万人、待機児童数は5年ぶりに増えたという。
平成24年 放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)の実施状況(5月1日現在) ― 厚生労働省ホームページより
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002kbjt.html

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2011夏、学童保育バンザイ

semi8月。全国的に夏休み真っ只中であるが、皆さん元気にお過ごしだろうか。
学齢の子のいる家庭ではこの一ヶ月強、諸々の苦悩のあることと拝察するが、いかがか。

子らにとってはパラダイスたる夏休みも、親にとっては灼熱の煉獄。食べ盛りの子を抱えた筆者の友人など、まさに先日35度の昼日中、煮え湯の前で9把ものソーメンを次々茹で上げながら、あまりの熱さに卒倒しかけたという。

ふりかえれば熱中症寸前であったかも知れない。猛暑下での火を使った長時間の調理は識者も注意喚起する危なさである。諸氏注意されたい。

それにつけてもいまだ震災の爪あと鋭く、さらなる大雨、台風、余震、猛暑と来ての節電推奨。体調管理は社会人の務めではあるがしかし、「いろんな意味で無理」ということだってある。

やせ我慢をして倒れるくらいならば、28度設定で速やかにエアコンをかけるべきだろう。その際には、ルーバーを水平に固定するといいらしい。25パーセントもの節電になる旨、NHK『あさイチ』で得た知見である。

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