「えっ?心配じゃなかったですか?」
次女を出産後、とある産後の母子が集う場で、初対面の、同じく最近次女を出産したという女性に不思議がられた。
彼女が疑問視したのは、私が羊水検査をしていなかったことである。私は39歳で長女を、44歳で次女を産んでいた。

偶然にも、その場に居合わせた母の多くが、35歳以上の高齢出産。40歳前後の人も複数いた。デリケートな話題ではあったが、お産そのものはすでに終えていたためか、「私は受けた」「受けなかった」と告白タイムに。羊水検査まではしていなくても、血清マーカーテストという血液検査を受けていた人も複数いた。
あれから約2年が過ぎ、この4月1日から新型の出生前診断がスタートしている。そのニュースを見聞きするたびに、冒頭の女性の言葉を思い出す。診断希望者にとっては、安全性が高いこの診断の開始は朗報であろう。
ともあれ、高齢での妊娠・出産には、それなりの覚悟というか、悩ましいことが伴う。
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次女を出産後、とある産後の母子が集う場で、初対面の、同じく最近次女を出産したという女性に不思議がられた。
彼女が疑問視したのは、私が羊水検査をしていなかったことである。私は39歳で長女を、44歳で次女を産んでいた。

偶然にも、その場に居合わせた母の多くが、35歳以上の高齢出産。40歳前後の人も複数いた。デリケートな話題ではあったが、お産そのものはすでに終えていたためか、「私は受けた」「受けなかった」と告白タイムに。羊水検査まではしていなくても、血清マーカーテストという血液検査を受けていた人も複数いた。
あれから約2年が過ぎ、この4月1日から新型の出生前診断がスタートしている。そのニュースを見聞きするたびに、冒頭の女性の言葉を思い出す。診断希望者にとっては、安全性が高いこの診断の開始は朗報であろう。
ともあれ、高齢での妊娠・出産には、それなりの覚悟というか、悩ましいことが伴う。
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