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親になったから、見えるものがある。

東日本大震災

子どもたちの「地震ごっこ」は見過ごしていいの?

1019749東日本大震災から早や4か月近くが過ぎた。こうした予期せぬ天災や事件・事故に遭った後、子どもたちは心的ストレスによって、これまで見せなかったような反応を見せることがあるという。たとえば「怖がることが多い」「些細なことでもすぐ怒り出す」「地震ごっこをして遊ぶ」など。

もしかしたら、震災後のわが子のようすの変化が、いまだ気になる家庭も少なからずあると思う。そこで、民間企業として幼稚園・保育園への心理士巡回サービスに取り組んでいる「ママchan」の臨床心理士、関谷直子さんに、子どもの不安と家庭でできる心的ケアについてお話を伺った。続きを読む

子を持つ親が引いた「被曝リスク」という謎めいたカード

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大震災の日から、早くも4ヶ月が経過しようとしている。1年の3分の1、長い時間だ。それにも関わらず、筆者の心は夜中の「ふくいちライブカメラ」に映し出される光景のごとく、日々もくもくの白煙に翳んでいる。何故か? 極個人的な見解なれど、一度率直なところを記しておきたい。

筆者の生息地は原発から250キロ圏内、心持ち北寄りの首都圏である。震災時小学2年と年少、それと0歳の子どもがいる。3.11の地震自体は震度5強。揺れはしたが、免震マンションのお陰で書斎に積み上げた文庫本タワーも崩れない程度の被災で済んだ。水もガスも電気も止まることはなかった。

だから本当の「災害」は、あの計画停電開始の後にやって来たというのが偽らざる実感である。日々不確定な計画停電に生活の全てを揺さぶられながら、日々小出しにされる原発の放射能問題に翻弄され続けた。加えて頻繁にあった余震のために、まさに四六時中目が回っていたのを思い出す。

あの頃、尽きたコメや紙オムツを求め、赤子を背負って街を彷徨い歩いた記憶は新しいようでいて、既に遠い。しかし、後にその上空を放射性ヨウ素や放射性セシウム、その他の何かいろいろ……が飛び、そして降り落ちていたことを知る。その約1週間後、降り続いた雨水にもそれらは多く含まれていた。続きを読む

海外暮らしの団塊ジュニア母が思う日本の「品格」

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日本を離れ、はるばるヨーロッパにやって来てからしばらく経つ。学生時代に海外にいた時はもっと喜楽なもので、愚かにもすっかり「かぶれ」だったのだが、家族での海外暮らしを経て、ド近眼の私なりに初めて見えてきた日本の良さがある。

不思議なことに、それはかなり平和な日本で育ててもらった団塊ジュニアの私が、今まであまり大事だと思っていなかったものごとの側にある。質素とか忍耐とか礼儀とか伝統とか、どっちかって言うと私たちが昔「もうそんなところに価値観ないでしょ」と否定的に笑ったものの側にある。

東北地方太平洋沖地震後、日本人は以前あれほど「失われた」と声高な自己批判に遭っていた「品格」を、想像もしなかった形で取り戻すこととなった。震災後、これまで当然あるはずと思っていたものがなく、当然大丈夫だと思っていたものが全然大丈夫じゃない暮らしが続き、もともとの持ち味なのに忘れがちになっていた利他精神や節約意識が目覚めた。
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編集長:深田洋介

学研の編集者を経てネット業界に。育児、教育分野を中心にネットメディアで10数年にわたり活動中。思春期の娘の父。

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おもに住宅、家事まわりを専門とするライター・アドバイザー。2001年よりAllAboutガイド。三女の母。

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ウェブデザイナー・ライター。技術書籍やICT教育関連の記事を中心に執筆。著著に『ふたりは同時に親になる 産後の「ずれ」の処方箋』。

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新聞記者、アメリカ留学を経て、2010年第一子出産。育児、教育分野の取材を続ける。南アフリカで4年間の駐在を経て現在米国在住。

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フリーライター。二児(男児)の母だが、実家が近いのをいいことに母親仕事は手抜き気味。「サイゾーウーマン」等でも執筆。

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