MAMApicks -子育て・育児・教育ニュース&コラムサイト-

親になったから、見えるものがある。

母子手帳

日本の妊娠出産界隈のダサピンク現象に思うこと

母親のイメージってどんなものだろう?
ピンクのもやがかかったような空間で、やさしげな微笑みを浮かべて赤ちゃんを抱っこしたり、大きなおなかをさすったり……。

もっぱら思い浮かぶのは、そんなシーンだ。そう、まさにマタニティマークに描かれた世界観。キーワードは、「幸せ」「癒し」「ほっこり」「ぬくもり」「甘い蜜月」……である。


一方で、私はこのようなほんわかした、とことん無毒化された世界観はどうもむず痒くて居心地が悪い。母親になったらガラッとスイッチが代わって、ピンクのもやの中に抵抗なく身を置けるようになるものなのだろうか。ああいったほっこりしたテイストのものが好きになるのだろうか。妊娠前からずっと疑問だったが、実際に妊娠してみてつくづく思った。

やっぱり「ほっこり」はムリ!

長年にわたって確立した自我や好みは実に堅牢なのである。

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母子手帳副読本のアプリを配信開始

「母子健康手帳 副読本」のスマホアプリが10月から公開された。制作協力は女性の健康情報サイト「ルナルナ」を運営するエムティーアイ。

「母子健康手帳 副読本」は、公益財団法人母子衛生研究会が、母と子の健康を保持・増進させることを目的とし、妊娠・出産・育児に関する情報を掲載している冊子。自治体を通じて年間約100万人の妊婦に向けて、母子健康手帳と一緒に配布されている。


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KinKi Kids堂本剛さんデザインによる母子手帳:奈良市

奈良市は、KinKi Kidsの堂本剛さんがイラストを手がけた同市オリジナルの母子手帳を、4月1日から交付することを発表した。堂本さんは奈良市出身で、同市の観光特別大使としても活動している。

堂本さんのイラストは、表紙をはじめ誌面に約50点が掲載されており、この企画を本人に直接打診したという同市の仲川げん市長のツイッターでも紹介されている。


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10年ぶり母子手帳改正のまとめ

平成24年度から、母子手帳(=「母子健康手帳」)が大きく改正された。なお、今年で70年目を迎えるという「母子健康手帳」は、10年に1度改正が行われている。

財団法人母子衛生研究会の機関紙「母子保健」には、今回の改正のポイントが紹介されていたのでおもなところをまとめると以下のようになる。

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育児記録アプリで“ログる”ママが急増中

スマートフォンのシェア増加とともに、育児記録アプリがぞくぞくとリリースされている。かつてブログブームが起きたときに育児日記をブログでつけるママが急増したが、子どもの顔を不特定多数にさらしたくないママにとっては何かと不都合であった。
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その点、アプリであれば端末内で完結することができるし、なによりスマートフォンならタッチするだけでタイムスタンプとともに簡単にログを残せるから、手軽に子育て記録を付けたいママたちに人気となっているようだ。続きを読む

アラブでも、マタニティマーク

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公共交通機関のポスターでもたびたび目にして、そのマークをあしらったキーホルダーなどをバッグにつけた妊婦さんを街でも見かけるようになり、少しずつ浸透してきた感のある「マタニティマーク」。マークの普及とそれによる優遇の拡大が期待されるが、実はすでに海外にも進出していたのをご存じだろうか?

もともとこのマタニティマークは、「妊産婦にやさしい環境づくり」の推進を目的として、厚生労働省が2006年に定めたもの。現在このマークをステッカーにして、全国の母子手帳交付窓口にて配布しているのが、NPO法人ひまわりの会だ。同団体では、国内でのさらなる普及と同マーク所有者の利便性の向上はもちろんのこと、同時にこのマークを世界に向けて広めるための活動も進めているという。続きを読む

タップするだけで子どもの成長記録がつけられる次世代母子手帳「ミーテ いくメモ」

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わが子の成長記録を日々、ノートにつけていたり、ブログに綴っているママやパパも多いことだろう。ミルクの時間と量、離乳食の内容、お出かけ先、発語、読み聞かせた絵本など……。

 そんな記録をiphoneで気軽につけることができるアプリが登場した。それが、「ミーテ いくメモ」だ。続きを読む
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編集長:深田洋介

学研の編集者を経てネット業界に。育児、教育分野を中心にネットメディアで10数年にわたり活動中。思春期の娘の父。

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おもに住宅、家事まわりを専門とするライター・アドバイザー。2001年よりAllAboutガイド。三女の母。

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教育・家族問題、世界の子育て文化、書籍評論等、多彩な執筆を続ける。家族とともに欧州2ヵ国の駐在経験。

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経営、人材、ISOなど産業界のトピックを中心に、子育て、食生活、町歩きなど のテーマで執筆。二女の母。

狩野さやか

ウェブデザイナー・ライター。技術書籍やICT教育関連の記事を中心に執筆。著著に『ふたりは同時に親になる 産後の「ずれ」の処方箋』。

恩田和

新聞記者、アメリカ留学を経て、2010年第一子出産。育児、教育分野の取材を続ける。南アフリカで4年間の駐在を経て現在米国在住。

西澤千央

フリーライター。二児(男児)の母だが、実家が近いのをいいことに母親仕事は手抜き気味。「サイゾーウーマン」等でも執筆。

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管理栄養士としてメーカー勤務の後、独立。現在は雑誌やWEBで活動。夫の転勤に伴い2004年よりアジアを転々と。二児の母。

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編集者&ライター。編プロや出版社勤務経験後フリーに。結婚、離婚や子ども、家族をテーマにした仕事を数多く手がける。

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子どもが1歳半になったころから“子連れ出勤”を開始、日々をブログ「1歳からの子連れ出勤」に綴る。夫と娘の3人暮らし。

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今井明子

編集者&ライター、気象予報士。母親向けお天気教室の講師や地域向け防災講師も務める。家族は夫と2014年生まれの長女、2018年生まれの長男。
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