MAMApicks -子育て・育児・教育ニュース&コラムサイト-

親になったから、見えるものがある。

男児

おしっこをまき散らす男児の先っぽ

臭う。なんだかくさい。
冬はそうでもないのですが、春になり気温が上がってくると、なにやらニオいはじめます。トイレ全体がモワ~っと、おしっこくさくなるのです。

筆者は今の住まいに子どものときから住んでいますが(実家です)、昔はこのようなことはありませんでした。家はだいぶ古くなりましたが、そのせいではありません。
おしっこが、まかれているのです。



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「想像力を育てる」おもちゃって?

「スーパー戦隊シリーズ」の新作が始まった。鉄道がモチーフのヒーローだから、鉄道好きの息子の期待は高まる。私も一緒に視聴。

しかしどうしても、大人心が入り込む。あぁ、この変身グッズでひとつ、この武器でまたひとつ……。つい、おもちゃ化される登場アイテムをカウントし始める。

だいたい今どきのおもちゃはよくできているから、本物のヒーローの方が、おもちゃそのもので変身しているように見えてしまうじゃないか! 合体ロボットシーンも、CMのおもちゃ組み立て解説シーンとオーバーラップして、もう本編とCMの垣根が低すぎる……。

■応用力の低いおもちゃ


こんなふうに、「売りたい」側の大人の事情が透けて見えると、親の心は素直になれない。「まんまと」乗せられ、さっそく欲しがる息子の単純さに、心でこっそりため息をつく。

だいたい、どうせ1年でまた新しいシリーズが始まるのだ。しかも、あなたはこの戦隊グッズ系統のおもちゃに「熱しやすく冷めやすい」。事前にイメージが膨らみすぎて、買ってもらった時点が興味のピーク。で、長続きしない。

使い方が極めて具体的に提示されていたり、単用途なのにやたら複雑な機能が組み込まれていたり、応用力が低めのおもちゃは、飽きるのが早い気がしてちょっと苦手だ。

■「余白」がポイント


やっぱり、遊びの中で、想像力や創造性を伸ばせたらいいなぁとは思うから、親としては応用力のあるおもちゃを選びたくなる。


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「アホ男子母死亡かるた」が話題

先日から、男児持ち母たちを中心に、ツイッターやまとめサイトで「#アホ男子母死亡かるた」というネット上の大喜利が話題になっている。

男児特有の想定外の行動で母親たちを困らせるもなんだか微笑ましいネタを、かるたの読み札のごとく50音いずれかから、ハッシュタグ「#アホ男子母死亡かるた」を付けてつぶやくというものだ。
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【書評】『うちの子モッコリ』 ~モッコリしたっていいんだよ、人間だもの……いや男子だもの!!~

先日、男児の「ちんちん」を「ムキムキ」するか否かというコラムを当サイトで書かせてもらった。それを読んだ元男児・現オッサンたちの反応の多くが「頼むから、ほっといてやってくれ」というものだった。

全国のムキムキトラウマの奥さま方、どうかご安心を。そもそも包茎と陥没乳首に関しては世間の風当たりが強すぎるんですよ! その話はまた別の機会に……。

しかし、「ほっといてくれ」と言われても「♪ほっとけないよ~」と、体が楠瀬誠志郎してしまうのが、母親という性。「ムキムキ」から「シコシコ」へ、性に目覚めてからの子どもは驚くべき早さで、母親の望む「無垢なる男子」から遠ざかってしまう。息子がAKBの水着姿に若干異なる反応を見せ始めた時点で、私たちは覚悟を決めなければならないのだ。

「コイツら、赤子じゃねぇ」と。

考えてみれば、「寝返り打った!」「あんよした!」と子どもの成長をあんなに喜べていた自分が、どうして「ちんちんが勃った!」ことを歓待できないのだろう。朝、「ママ触って~ちんちんが硬くなってるよ~」という子どもの無邪気な発見に、口をつぐんでしまうのだろう。

子どもの“性長”という気まずさに、親たちはどのように対処すべきなのか。悩める男児持ちママたちにぜひともお届けしたいのがこの『うちの子モッコリ』(発行:パーゴルフ 発売:学研マーケティング 1,050円[税込])。


中学男子を持つ母親であり、長らく成人男性向け漫画を描いてきたあかぎりゅう氏が、自身の経験やママ友たちとのやり取りから学んだ性少年への対処法を一冊にまとめたコミックエッセイである。

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男児の母のプライド ~男の子の育て方:やらないでおきたい自分ルール~

「ベタベタしていると思われたくないよね。」
夫と、ではない、息子と、である。たまたま男児の母ばかりが顔を合わせていたときの雑談。「これが女の子だとまた違うんだろうけれど…」と言いながら、不思議と一致する感覚だった。人によって、やらないでおこう、と思っていることのラインはいろいろだ。

・転んだくらいで過剰に反応しない。
・自分の子供を「ちゃん」付けで呼ばない。
・鼻水くらいで心配しない。
・もこもこに着せすぎない。
・汚れることに神経質にならない。

ささいなことに聞こえるかもしれないが、意外とそんな「自分ルール」があるのだ。それを誰がやっても嫌だ、というのではなく、あくまでも自分の中の自分に許してはいけないラインのようなもの。自分の子どもがかわいくないわけはないし、子どものことを心配しないわけはない。5才の幼児なのだから時にべたべたに甘えさせることはもちろんあるし、それでいい。しかし、ベタかわいがりしていると「思われたくない」。

201205kano
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ヒーローは敵と正義の戦いを演じ、親は子どもの物欲と不毛な戦いを繰り広げる

幼稚園に通う年の頃、多くの男児がヒーローものに目覚める。仮面ライダー、スーパー戦隊、ウルトラマン、選択肢は豊富だ。デパート、イベント会場、映画館、子どもを捕らえる罠のようにおもちゃが並び、親は戦う、欲しがる子どもと。そして、「売りたい人たち」の思惑と。


その変身は本当に必要ですか?


ヒーローは変身する。まず自分が変身。さらにオプション的な変身をすることも増えた。専用の乗物に乗り、それも動物型やらロボット型やらに変形し、最後は仲間の乗物同士が合体して巨大ロボット化。

この過剰なまでの多様な形体、果たして今日の敵を倒すために本当に必要だったのか。子どもと一緒にテレビを観ながら、商品化しうるおもちゃの点数をカウントし、あ、今のこの変身はおもちゃのためか、ストーリー上の必然か、と自問自答する。

201203kano
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