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留学

海外渡航の経験がある小学生は約2割、留学希望者は3割強

学研グループの研究機関、学研教育総合研究所では、2013年3月に実施した「小学生の日常に関する調査」に関する結果の最終更新内容を発表した。調査対象は全国の小学1先生~6年生の男女各103名ずつの合計1236名。

同調査の内容は、起床時間と就寝時間はじめ、テレビ・ゲーム・インターネットの接触時間、習い事やおこづかい、さらには学校生活や友人関係など多岐に渡るが、今回の更新で発表されたのは、外国の渡航経験や留学希望についての項目である。

まず、「あなたは、これまでに外国に何回行ったことがありますか」という質問には、全体の77.7%が「行ったことはない」と回答し、「1回」が9.5%、2回以上の複数回は10%あまりで、そのうち「5回以上」という回答も4.4%に上り、一部の児童にとって外国は頻繁に訪れる地となっているようである。

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OECD報告書「就業における顕著な男女差」を指摘

OECD(経済協力開発機構)は、OECD加盟国をはじめ、世界各国の教育の現状を測る統計を収録した報告書「図表でみる教育2013」を公表した。本稿では、発表資料から日本に関する特徴的なデータをいくつか抜粋する。

まず報告書によると、教育機関に対する公的支出のGDP比は、2010年においてOECD平均が5.4%であったところ、日本は3.6%であり、これは比較可能なデータのあるOECD加盟国のうち最も低い数値であった。

また、目立ったデータとして、日本の教員の法定労働時間は他のOECD加盟国より長いものの、授業時間はOECD平均より短く、すなわち教員が授業以外の業務に割く時間が多いことが浮き彫りとなった。授業以外の業務として、生徒の課外活動の監督、生徒指導、事務処理などが含まれると指摘している。

そして留学に関して、2011年において、38,535人の日本人学生が、海外の高等教育機関に在籍しているが、この数字は2005年に62,853人に達して以来低下し続けているそうだ。これは日本の高等教育機関の学生のうち、わずか1.0%しか海外で学ぶことを選択していない計算になる。ちなみにOECD加盟国全体では、高等教育に在籍する学生のうち、2.0%が海外に在籍しており、EU加盟国全体に限れば、この割合は3.6%となっている。

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もし子連れで海外赴任するなら、あるいはあなたの子どもを留学させたいなら、その前に知っておいて欲しいこと

海外赴任で、それぞれの家庭の親が何を一番真剣に考えるかといえば、「食べ物どうする?」「テレビどうする?」ではなく、たぶん学齢期の子どもの語学教育だ。

子どもが小さければ、言葉の違いは比較的容易に乗り越えられ、子どもは親なんかよりもよほど早く言語を習得してしまう。それを「気がついたらいつの間にかペラペラ」と無邪気に言うひとがいるが、なぜなら、それは真の意味での「第2言語」ではないからなのだ。

子どもが小さければそれまでに身につけて来た日本語の語彙も少なく、新しい言語を習っても、二言語のギャップが小さくて済むからだ。

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帰国子女は「逸材」か、あるいは「ただの語学屋」か

小学校高学年の時、クラスに“キコクシジョ”の女の子が転入してきた。お父さんが大きな商社に勤めていて、2歳の時に日本を離れて以来4ヵ国を移り住み、今回生まれて始めて日本の学校に通うのだと言った。1985年頃の話だ。

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その子の入学に一番湧いたのは生徒の親たちだった。「そんなに色々な国で育ったの」「素敵ねぇ」「英語ペラペラなんですって」。

さらに先生たちも湧いていた。週に1時間だけあった英語授業の若い講師は、特に使命を感じたようだ。その子を周囲に慣れさせるべく英語で自己紹介をさせたり、“Apple”とか“Girl”とか、日本人には難しい単語を発音させたりして、そのたびに生徒は「すごーい」と歓声を上げるのだった。

裾がカールした栗色の髪は少女漫画のようで、新しい物好きの女子はみんなで「ハーフみたーい」と取り囲んだ。まるで歌番組に出演した外タレのような扱いであったが、純国産の生徒たちにとって、“キコクシジョ”はピカピカの高級舶来品のような存在だったのである。続きを読む
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