いま40代後半から50代前半の、かつてバブル最高潮を学生や社会人として謳歌した人たちが、親としてちょっと面倒くさいことになっている。

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彼らが指摘されるのは、どうにもこうにも「バブルという原体験が忘れられない」世代だということ。実際に経済学的にバブルと分類される時期など4年しかなかったのに、いまだに引きずる過去の武勇伝と栄光譚。「あの頃はよかった」と、オイシイ思い出を忘れられないのは、過去の恋人を想うような甘酸っぱい気持ちと同じなのかもしれない。

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